世界中から300種類をこえる様々な楽器を集め販売している「民族楽器コイズミ」の店主。平成10年に当時働いていた建築材料を販売する会社を辞めて創業者の祖父の跡を継ぐ形で家業に入った。もともと、ギターやピアノなども販売していたが、その頃から販売する商品を民族楽器一本に絞る。その当時は国内の輸入雑貨を扱う業者から民族楽器を仕入れていたが、プロの演奏家に置いている楽器の質を認めてもらえなかった。そこで、直接海外に出向いて仕入れる方向に。仕入れた楽器は現地の手作りのままだと個体差があるので、自分たちで調律したり使いやすく加工して販売している。楽器を買ってもらったお客さんとは、ずっとお付き合いをしたいと、販売した楽器は、修理やメンテナンスを行っている。