老舗額縁店3代目の兄とともにこの道40年以上。出身は京都市左京区。祖父の代で京都にて独立。2代目の父の時代は高度経済成長期に入り、一気に額縁文化が全国に広がり会社が一気に大きくなった。家業は継ぐもの、将来は実家で働くとすでに思っていた。中学校2年生の時、すでに実家で働いていた兄が営業所に引っ越すことに。大学生の時、父が体調を崩したことをきっかけに本格的に家業の手伝いを工場でモノづくりをする、このままここで働くと思っていた。大学卒業時、父から一度外で働けと言われ、得意先の実家より規模の大きい額縁専門店に入社。大阪で2年働き1年目は製造業、2年目は営業を経験。働き始めて20年、業界にライバルが増え業績がいっきに悪化。工場を稼働停止させ倉庫にするほど。父が亡くなり兄に代変わり9年前に今の四条松原に移ることで新しい場所に移れる好奇心もありポジティブになれた。一人じゃなく二人三脚で、仕事ができていることに感謝すると考える。