200年以上続く桶専門店を営む。多種多様なサイズの桶をオーダーメイドでも販売している。幼稚園までは大阪、小中高は北海道で過ごす。少年時代は運動大好きなわんぱく少年でモノづくりは全く興味がなかった。母方の実家が桶専門店だった。高校卒業後は地元になんとなく戻り大阪の大学に入学。そんな中サーフィンと出会いどっぷりハマる。将来の夢はなくサーフィンに時間を費やしたいと思い郵便局の夜勤で働きながらサーフィンに明け暮れる日々。そんな生活を7年続けて30歳の年。さすがにずっとこのままはよくないと思い、人生を見つめなおす。興味のなかったはずの母方の実家の存在を思い出し、当時は70歳の祖母が一人で切り盛りしていたので継ぐことを決意する。滋賀県の4歳年上の師匠の元で5年間修行の後、店を継ぐ。店もあり、道具も一式揃っており、環境にとても恵まれているという。時代に負けず待っているお客さんがいる限りやめずに続けていきたいと考える。