京都西陣のアトリエで羊毛を使いショール、ベスト、帽子など制作。発想の赴くままに手作りしている作品は黒柳徹子さんも愛用している。徳島県出身、ひつじ年。フェルトとの出会いは38歳。はじめて体験した際「縫わない・編まない・織らない」で出来ることに感動し、そこから趣味で制作を始める。53歳で夫が営む京友禅の仕事が廃業。フェルトで生計を立てることが出来ないかと、百万遍の手づくり市に出店。物珍しさからマダムたちに好評だった。55歳。名古屋で行われたクリエーターズマーケットに出店。そこで行われていたクリエーター賞にて優秀賞を受賞。翌年、東京ビッグサイトで行われたギフトショーに出展。そこで黒柳徹子さんのスタイリストに目が留まり衣装提供が決まった。2019年コロナですべてがストップ。催事など行えなくなる。そんな時助けてくれたのはファンの人たち。コロナなのにも関わらず支援・購入してくれた。ファンの方々に育ててもらったと言っても過言ではない。これからもファンを大切に制作活動を続けていきたい。