出町柳の住宅街で講師を招き絵画教室や哲学講義、各種イベントを催す私塾「GACCOH」を経営。同じ建物に住みながら自らも生徒として学んでいる。もともとは建築家に憧れ、立命館大学で建築を学ぶが、単位が取れなくなりそうになり、時間稼ぎとして1年間休学。結局、休学期間も含めて2年遅れて卒業する。就職の時に建築家の道は断念。友人の父親の紹介で大工の見習いになる。1年間は続けたが、棟梁に本気でこれから大工をやっていくのかを問われた結果、退職。不動産を営んでいる幼馴染から、現在住んでいる物件を紹介してもらう。自分の休学の経験から、学びなおせる環境を作りたいと構想し、誰でも気軽に学べる私塾を作ろうと決意。大工の経験を活かして物件の改築を行い「GACCOH」をオープン。子どもたちや地域の人達が学ぶことができる小さな大学のような学びの場になればと考えている。