「福祉ネイリスト」とは、地域の高齢者施設や障がい者福祉関連施設など何らかの事情でネイルサロンに行くことが困難な方々のもとに出張し「癒し・元気・希望」を感じてもらう事を目的としたネイリスト。松本さんは、福祉ネイリストのボランティアチーム「ガンチー」の代表として福祉ネイルの活動を行っている。高齢者施設への出張サービスだけでなく、警察・消防と一緒になって福祉ネイルを組み合わせた啓発活動も行う。介護が必要ではない元気な高齢者、老若男女を問わず福祉ネイルを行い、地域づくりや社会づくりを目指している。あるとき福祉ネイリストの存在を知り、友人(現在の副代表)と二人で資格取得を目指す。資格が認定された後、高齢者施設に出向き、初めて福祉ネイルを行ったところ、利用してくれた高齢者の方だけではなく、職員さんやご家族の方がとても喜んでくれた姿をみて感動し、自分たちが活動しなければと意義を感じ、二人でボランティアネイルケアチーム「ガンチー」を設立。利用者が元気になる姿を見ることで、自身も元気が出たり考え方が変わった。ボランティアについて、まだまだ日本ではマイナスなイメージを持たれているが、ガンチーの活動がボランティアのイメージを良くし、社会性を変えるきっかけになるように目指している。