北区にある「和菓子いけだ」の店主。大阪府出身。京都の和菓子店を経営していた叔母の紹介で、城陽市にある和菓子店に就職。はじめは雑用ばかりで辛かったが、次第に和菓子作りの中心に関わるようになると、ものづくりの魅力を感じるようになった。いつか独立した時に「自分のつくりたい菓子」をつくろうと思うように。2014年、43歳のときに20年努めた会社を辞め独立。北区、今宮通りに「和菓子いけだ」を創業。黒糖風味のふわっと軽く蒸した生地に丹波大納言のあんこをはさんだ「黒むし」を看板商品として開発する。2019年に今の場所に店が移転。マルシェやイベント、百貨店に出店して販売するようになってから刺激を受け「レモンケーキ」や「和菓子屋さんのカヌレ」など、新しいお菓子の開発に挑戦。和菓子の可能性を広げるため、日々新しい試みを模索中。