大阪生まれ。京都にて寺社への奉納や定期的な作品公開、広告媒体への作品提供等活動を行っている。高校1年生。美大を目指していたが、「1から何かをつくる」能力はないとデザイン科を志望。高校2年生。祖母と一緒に行った「上村松園展」で女性日本画家の気品あふれる美人画に衝撃を受ける。進路を日本画選考に切り替え、浪人の末京都市立芸術大学へ入学。在学中にアルバイトで東映の美術スタッフとして働く。数々の映画やドラマに携わる中で、大切にしたことは、その時代の世界観を壊さない事。当時の作風など調べ尽くして臨むようにしていた。独立後にグループ展「春秋遊会」を行い、そこではじめて自分の描いた画を発表した。画は加納長信が描く花下遊楽図屏風の女性。これまでに、八坂神社の大絵馬や、都おどりのポスターをも描いてきた。今後の想いの一つに線のみで構成する画「究極の引き算」ともいえるものを描いていきたい。