京都市中京区にあるバウムクーヘンのお店「ズーセス ヴェゲトゥス」の店主。ドイツで職人として最高の称号である国家資格製菓マイスターを取得している。元々は薬剤師として勤務していた森さんは、幼いころから趣味で作っていたお菓子を勤めていた病院の売店で販売したところ患者さんから「森さんのお菓子は安心する」と言われるほど好評だった。1996年についにお菓子の勉強のためドイツへ。色々なお店を転々として修行を続ける。「ファスベンダー」というお店で勤めていた時にバウムクーヘンを初めて作る機会がありその魅力にはまる。修行の間で、ドイツの製菓マイスターの資格も取得。9年間の修行の末、40歳の時に日本に帰国する。帰国から1年後、自分のお店「ズーセス ヴェゲトゥス」を北区でオープン。薬剤師時代からドイツの修行時代を経て、学んできた事を踏まえ、最初は素材にこだわったバウムクーヘンを売り出し人気を集めた。移転した際には、ドイツの方と独語を通じて交流できるような催しも想定しており、今よりもさらに自分がやりたいことが詰まったお店にしたいと考えている。