おむつケーキや子供雑貨のブランドSEIKO TSUCHIMOTOを手がける株式会社INECOの代表。紙おむつを束ねて、デコレーションケーキのように装飾するおむつケーキを日本に持ち込んだパイオニアとして知られる。ご主人の転勤でアメリカに移住した際に、現地の友人からおむつケーキをプレゼントされたことをきっかけにハマり独学で作り出した。日本に帰国後オンラインショップを立ち上げると大量の発注が舞い込み、寝る間を惜しんでおむつケーキを作った。忙しすぎて仕事に追われる日々。ふと我に返ると、自分がカラッポ。おむつケーキへの情熱も失いかけていた。そんな矢先、特別に大きなおむつケーキの発注が舞い込み、自身のないまま作り始めたが、突然何かが舞い降りてきたように手が動き出し素敵な作品が完成。その経験から人のために思いをこめて作るおむつケーキの「原点」を思い出した。以来、自分の能力を人のために捧げようと一つ一つ想いを込めておむつケーキを作り続けている。