夜になると小劇場に様変わりする「喫茶フィガロ」の店主。自身もフリーの俳優として活動する。演劇にハマったのは大学時代に演劇のワークショップに参加したのがきっかけ。ワークショップで知り合った友人が劇団を立ち上げ舞台に参加。演出の友人に人格を否定されるほどダメ出しをされるがそのおかげか「役に入り込む体験」をする。この舞台が京都の演劇集団「劇団衛生」の目に止まり、劇団衛生20周年記念公演への出演につながった。一方で学生時代から馴染みの喫茶店を前のマスターから引き継ぐことになり、2015年に「喫茶フィガロ」をオープン。昼は「喫茶店」夜は「小劇場」として経営。毎年「喫茶フィガロ 冬の文化祭」と題して1ヶ月にわたり、様々なイベントを開催してきた。今年は新型コロナの影響でお客さんが激減したが、コロナが落ち着いた頃にお店に来てほしいとSNSで呼びかけ「コーヒーチケット」をネットで完売。全国から支援が集まった。喫茶と演劇を楽しめる大切なお店を未来に残したいとクラウドファンディングにも挑戦している。