西京区の農家、シミズ農園の当主。京たけのこをはじめ、様々な野菜を生産、販売している。厳しかった父親のもとで子どものころから農家の手伝いをしていた清水さん。大学卒業と同時に、富山の農業法人に研修生として働きに出る。1年後、実家に戻り就農するが、父親と全く意見が合わず、ケンカばかりの日々。そんな矢先、父親のガンが発覚、2年後に亡くなってしまう。未熟で右も左もわからない清水さんを助けてくれたのが、父親の友人たちだった。西山周辺のたけのこは、日本一と言われるぐらいの一級品。自分の育った土地の誇りを伝えたいと、小学校でたけのこの食育を始めた。父親から引き継いだ、たけのこ畑を次の世代に引き継ぎたいと日々、励んでいる。