宇治市にある「手づくりパンの店ぶんぶん」の店主。看板商品は2015年から販売をはじめた「鉄道パン」シリーズ。パン職人として働き始めたのは15歳から、最初の仕事はパンの焼き具合を確認する事だった。パン職人の世界は体力勝負、毎日汗だくになり火傷を負いながら働いていた。働くうちに仕事の奥深さに夢中になりパンづくりの世界にのめり込んでいく。店長を経て32歳で独立。メロンパンならぬレモンパンを制作し人気商品に。40歳で現在の場所に移転。ある日、近所に住んでいた近鉄職員の方からの相談で電車パンを制作する事に。子どもや女性にとても好評で、「他の電車も作ってほしい!」との要望から現在は33種類に。SNSでもどんどん広がりお客さんは近畿のみならず、関東さらに海外からお客がきている。今後は、立体の電車パンをつくり走らせたいと企んでいる。