明治初期創業の老舗出汁店「うね乃」がプロデュースする、おでん専門店「麩屋町 うね乃」の料理長。調理専門学校時代、知人に連れられ木屋町にあった「フクムラ」というイタリアンレストランを紹介してもらう。そこで食べたカルボナーラのおいしさに衝撃が走り、「ここに就職したい!」と考え卒業後フクムラに就職。23歳で高級イタリアンレストラン「カーサビアンカ」に転職し、イタリアン料理人として順調にステップアップしていく。32歳で独立、木屋町の「マスケリーナ」というバルを運営。そこに偶然うね乃の社長夫妻が来店、社長に「おいしい味噌汁はつくれるか?」と聞かれ、日本文化である出汁に興味を持ち現在に至る。おでんを通じて出汁をもっと身近に感じてもらい、世界におでんの味を広めたいとの思いから将来は海外に展開していきたいとも考えている。