太秦の住宅街にある教会と施設水族館の運営を行い、展示している生物は190種1000匹以上にのぼる。子ども達に学びと体験の場を無料で提供している。水族館に繋がる原点は31歳の時。趣味で淡水魚・熱帯魚を飼育していたら近所の少年が見にきて「生きた魚を始めてみた!」と言われ衝撃を受けたこと。当時、京都市に水族館はなく水の生き物と触れ合う機会がない子もいた。そこから子供たちと生き物が触れ合うきっかけが出来ればと、魚たちを増やし近所の子どもたちに無料で公開するように。すると新聞やテレビメディアに取り上げられ注目スポットとなる。34歳。本格的に人々が集まれる水族館にしようとクラウドファンディングを始め、教会のガレージを改修し無料水族館として開業。近年では、飼い主の都合で飼えなくなった生き物を引き取る活動も始める。きっかけは外来種を人間の都合で連れてこられ、人間の都合で捨てられることに理不尽さを感じたから。さらに2021年からは里親支援活動を始める。引き取ってもらえる方には、飼育方法も丁寧に伝えている。