社会福祉法人「!-style」の理事長。福祉とビジネスを掛け合わせたスタイルで障がい者の新たな就労訓練の可能性を広げている。大学卒業後。様々な学校の非常勤教職をしながら、26歳の時に知的障がい者を対象とする支援学校の美術講師に。仕事内容は主に作業学習(粘土を使った皿づくり、木工作品、日用品の制作)働くためのトレーニング指導をしていた。授業を通じて工作をしている時、みんながイキイキしている所をみて、自身もやりがいを感じると共にこんな仕事場があったらいいなぁと感じていた。29歳で就労継続支援B型福祉サービスに就職。(※障がい者が自分の体調やペースを優先しながら生産活動・就労訓練を行う場所)働きながら、障がい者が自分の仕事に誇りを持ってもらえるようなシステムを目指し、ブランドを立ち上げ雑貨店や手作り市などに出店。徐々にファンが増えていった。2007年「!-style」立ち上げ、本格的に活動。今後は麦芽カスを有効利用しようとプロジェクトが進行中。将来的には衣食住に関わる事で可能性を広げていきたいと考えている。