NPO法人クリエイター育成協会に所属し、障がい者の就労支援施設「Niji cafe」をオープン。定期的に子ども食堂を運営している。運営の母体はNPO法人クリエイター育成協会。もともとはデザイナーなどのクリエイターを養成するために実務経験を提供するNPO法人だった。7年前ごろから障がいを持つ人々に対象を広げ、障がい者の就労支援を行う。しっかりとコミュニケーションが取れる環境、かつ短時間でも働ける機会を増やすために、Niji cafeを立ち上げる。「せっかく飲食やるんだったら、地域のために子ども食堂も」と、子ども食堂もスタートした。子ども食堂の際も、障がい者の方に厨房や、ホールの手伝いに入ってもらう。ごはんに困っているなど関係なく、地域の子どもたちや、子育てで大変なお母さんが休息日として利用できるようにしている。しかし食事を無料で配るだけの場では終わらせたくないと、子どもを教育する第三の場所になればと思っている。障がい者の方々も、普段の施設では見せなかった一面や表情を子供の前では見せることがあり、子どもと障がい者、お母さんたちなどつながった感覚があるという。今後は子どもと障がい者をもっとつなげ、未来の社会を作る人たちが、障害を持っていることを関係なく、能力や人となりを見て採用してくれる社会にしたいと考えている。