西院にあるコインランドリーが併設されているカフェ「KYOTO LAUNDRY CAFE」のオーナー。みんなで遊べるランドリーをコンセプトに洗濯が終わるまでの間、食事ができたり、様々な人が交流できる場所として運営している。生まれも育ちも、京都の壬生。自らを「陽気なまちの在日コリアン3世」と呼ぶ。日本で生まれ育ったため、韓国語は話せず、韓国に行ったこともなかった。国内の一般企業で働いていたが一度京都を離れ、韓国で挑戦したい!と韓国語学校に通って勉強。27歳で韓国へ渡り、ソウルの企業でがむしゃらに働いた。韓国へ渡って8年目の2018年。父親がガンで倒れ、京都へ戻らざるを得なくなった。父親は40年にわたり地元、壬生で学習塾を営んでいて、地域の子どもたちに教育という面で貢献していた。父親が亡くなった後「自分も父のように地元に貢献したい」と考えてはじめたのが、人と人を結びつける「コインランドリーカフェ」だった。