クラシカルな雰囲気にカジュアル感をプラスした帽子をデザインし、百貨店やセレクトショップなどでの委託販売やネットでも販売を行っている。母親がアパレル業界で働いていたこともあり、子供の頃からファッションに興味を持つ。服飾の専門学校に進学し、学校のファッションショーで1950年代の映画女優がかぶっているような帽子をデザインしていた。卒業後は洋服のデザイナーとして大阪のアパレルメーカに就職するが、会社勤めをしながらも、自分のものづくりがしたい!と毎週日曜日は帽子教室に通って勉強。定期的にギャラリーで個展を開いて自分で作った帽子を販売していた。その後独立し、帽子ブランド「ohminami yukari」を立ち上げ、忙しい日々を送るように。そんな時、帽子をオーダーしてくれたことをきっかけに出会ったのが、今のご主人。仕事仕事の毎日で料理もできず、冷蔵庫の中はキムチと納豆だけ。そんな大南さんを心配して、レトルトの食品やフルーツなどを送ってくれた。帽子はかぶる人の日常を少し、豊かにしてくれるもの。一生帽子を作っていきたいと語る。