京都で初めてスピリッツの製造免許を取得した「京都蒸溜所」が造るジャパニーズクラフトジン「季の美」。そのブランドハウス「The House of KI NO BI」のマネージャー兼バーテンダーを務める。東京生まれ、千葉育ち。大学卒業後、イギリスに渡り、語学学校へ通いながらパブで働く。そこでお酒の世界の奥深さにのめりこみ、約10年間様々なお店でバーテンダーとして働いた。イギリス人の奥さんとの結婚を期に日本に戻り、帰国後は「京都蒸溜所」の蒸溜技師として「季の美」の製造現場で働くことに。玉露や柚子、山椒、紫蘇など京都の植物原料を使って京都でしか造ることのできないジンにこだわって製造に関わった。2020年6月に「京都蒸留所」のブランドハウス「The House of KI NO BI」がオープン。マネージャーを任され、再びバーテンダーとしてカウンターに立つこととなった。京都は伝統を守りながらも新しい文化を受け入れてくれる土地。季の美が100年後の未来に京都の伝統になっているように頑張りたいと語る。