大阪府出身。アロマサロン「美山陽だまりアロマ亭 野の花」主宰。22歳で結婚して以来、毎年夏休みをとって沖縄や長野に旅行していた。3年目の旅行は美山へ。旅館で夫から美山の就職雑誌を見せられ「ここに住もうと思っている。林業をしようと思う」と突然の告白。びっくりしたが、「長い人生の中でそんな時もあっていいか」と思い出作り気分で移住。新居に引っ越す際、近所の「小学教師の女性」と仲良くなる。知り合いのいない自分にとって頼りになる存在だった。移住してしばらく経った時、友人に乳がんが判明。闘病の痛みを和らげる事はできないかと、アロママッサージの学校に通い始める。卒業後は、京都市内のエステサロンで技術を磨ぎながら友人にリンパマッサージを行う。友人はとても喜んでくれて、「いつか美山町でサロンをしてね。私も、私の友達を連れて行くから。」と約束。その友人は4年の闘病生活の末、他界した。友人の言葉から「自分のやりたい事=アロマサロン」となり、友人が亡くなった約2年後、美山町で「美山陽だまりアロマ亭 野の花」を開業。友達や亡くなった友人の仲間、学校の先生方も来てくれて多くの人が訪れる場所になった。現在は、レモングラスを利用した地産地消のアロマを制作中で美山オリジナルブランドを制作したいと考えている。