桃山南口の住宅街の中にポツリとある天然魚にこだわり「魚を生ける」をコンセプトにした鮮魚店「ototojet」の店主。もともと『魚の色や質感ってなんてきれいなんやろう』と思っていたが、ある時、たまたま通りがかって入った假屋崎省吾さんの個展で生け花の素晴らしさに感動!その瞬間に生け花のように魚を皿の上に盛り付け、提供するイメージが浮かんだ。そのイメージを自分で実現したいと六地蔵に鮮魚店をオープン。美しく盛り付けた「刺し盛り」を「皿」ごと貸し出しすサービスで人気になる。2004年に六地蔵の住宅地にお店を移転。「魚を生ける」という道を極めたいと天然の素材にこだわって、昼と夜、それぞれ1組限定で盛り付けにこだわった食事提供を始める。日本は海洋国家なのに魚離れが進んでいる。自分のやっていることが魚を好きになるきっかけになればうれしいと語る。