河原町丸太町にあるブリトー専門店「ケパサ」の店主。ブリトーとは、小麦粉で作られたトルティーヤ生地に、肉や豆、チーズに野菜や米などさまざまな具材を包んだアメリカでは日常的に食される料理。10歳の時、「父親から家族でカルフォルニアに移住しよう」という話になり突然の移住。アメリカで気に入った食事がブリトー。中に米が入っていたので大好物に。友達と「ブリトーの店、日本でやったらええんちゃう？」みたいな話などしていた。大学では日本に帰国し早稲田大学に進学。スペインに海外留学したり、フラフラとしそのまま卒業。時間を持て余していた息子の生活を見かねた父親からある日呼び出され、「パクチーの販売をやってみないか？」と言われる。さらに、父親から「パクチーだけでは生計が立たないから、何か他の仕事もしなさい」と言われ現在のお店の場所だけ借りる。この場所で何をしようと考えた時に、ブリトーの事を思い出し日本でも「うけるんちゃうかな？」と軽い気持ちからスタート。Youtubeで作り方を学び、オープン。オープン後は、その友人たちが来てくれたが、びっくりするほどダメだしされた。しかし、プライドもないので全て参考にし、現在の味にたどり着いている。今後は東京にも出店する予定。