広場や街路などを樹木や花を利用してデザイン設計するランドスケープアーキテクト。25歳。設計士を目指し上京するも仕事が忙しく、だんだんと気が病んでしまい2年で退職。退職日、会社近所の「けやき並木」を歩いている時、自然の中で過ごす時間は穏やかで植物と過ごす時間は大切な事なんだと気付く。その後京都のランドスケープ会社へ転職。ある日、トイレをリフォームのコンペに参加。近くにすももの木が生えていたので、あえてそれをいかしたトイレのデザインを提案したがコンペで負けてしまう。自分の経験値の少なさ、なにより植物を守る事が出来なかったことがとても悔しくて、その後独学で2級建築士の資格を取得。この頃から「もじゃハウス」をテーマに展開していきたいと考え始める。35歳で独立し、本の出版、模型の制作など精力的に活動している。