パラクライミングとは障がいの種類に応じたクラスに分かれて行うスポーツクライミング。特に視覚障がいの選手は地上からホールドの位置を指示する「サイトガイド」のサポートを受けながら登る。
濵ノ上さんの長男、文哉さんは難病を患い、中学生の頃から視力が悪化。親子間もギクシャクしていった。それでも文哉さんは大学に入学し、卒業後は会社員として働き始め、半年で東京へ転勤。
ある日 、文哉さんから「パラクライミングの日本代表になった。オーストリアに行く」と連絡があり訳が分からないまま長女と世界大会の応援に駆けつけた。文哉さんは初出場で見事銅メダルを獲得。見違えるようになった息子の姿とともにパラクライミングに感銘を受ける。
パラクライミングを広めようと2022年にクラウドファンディングで資金を募り「Rock on the Beach」を設立。クライミングを、一つの手段として障がい者が勇気を持って一歩踏み出せる場所になればと考えている。
2026年4月に健常者も、障がい者も関係なく楽しめるイベント「ボーダレスコンペ」を三重県で開催。パラクライミングの認知度を広め、魅力を伝えたいと考えている。

