高校時代、映画研究部に入部した際に出会った、寺山修司監督の「田園に死す」で映画の世界にどっぷりとハマる。京都造形芸術大学 映像芸術コースに進学。自主映画や手描きアニメーション作品などを制作した。卒業の時に先生に紹介されて、京都みなみ会館の面接に行くと、その場で就職が決まる。2013年に前任の館長が辞めたため、24歳の若さで館長に抜擢。みなみ会館の代名詞であるオールナイト上映を復活させるなど、若手館長として活躍。これからという矢先に旧みなみ会館が老朽化により存続が不可能なことが発覚。閉館を発表すると全国から惜しむ声が届いた。2018年3月31日のラスト上映のあいさつで「絶対に戻ってきます!」とお客さんに約束。その言葉通り、2019年8月に新生みなみ会館として戻ってきた。以前のみなみ会館のイズムを受け継ぎつつ、同じぐらい愛してもらえる劇場を目指したいと奮闘している。