江戸時代から続く「八木庖丁店」の4代目。もともと先祖は刀鍛冶だったが、明治の廃刀令を機に包丁などの刃物の製造業に転身したのがはじまり。3代目は祖母の八木洋子さん。子供の頃はお店に預けられて祖母がお店を切り盛りしながら面倒を見ていた。子供の頃の夢はキャビンアテンダント。夢実現のために語学を勉強しようとオーストラリアに留学。お土産として、包丁をプレゼントしたら「日本の刃物は美しい!」とみんな喜んでくれた。その経験から自分達の包丁はすごいんや!と改めて気づく。大学時代に祖母が自分の代で八木庖丁店をたたもうと考えていることを知り「それなら私がやる!」と宣言。20歳から祖母の下で働くように。店舗の老朽化に伴って2018年に、お店をリニューアル。インバウンドのお客さんがたくさん来てくれるように。留学経験があるので海外の方の接客はお手の物!祖母も横で見ていて片言の英単語を覚えて会話するのが楽しそうだった。2022年の1月に入籍。主人の将平さんと一緒にお店を守っていきたいと考えている。