京都精華大学ポピュラーカルチャー学部教授。京都タワー・京都国際マンガミュージアム・京都丹後鉄道などの公共空間の音環境デザインを手掛ける。明治大学時代に地元宮津・天橋立の砂浜や、展望台の風の音を録音し研究したり、伊根町の環境音をテーマに「地域の活性化と音の関わり」という卒論を提出する。大学院時代には大阪の箕面市で樹木の葉で車の騒音を軽減するなど「音の環境デザイン」の観点からまちづくりプロジェクトにも関わった。現在は音を聴くことの驚きと面白さを身体全体で体感してもらう音の教育「音育(おといく)」を通して、音フェチをたくさん増やしたいと活動している。