マイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングによるセリフを使わないノンバーバルシアター「ギア-GEAR」の舞台監督。父親の小原啓渡さんが舞台のプロデューサーだったため、幼いころから劇場に連れて行かれたが、自分は舞台に興味がなく、どちらかというと嫌いだった。大学在学中に「ギア」のトライアウト公演を見る機会があり、初めて舞台を素直に面白い!と楽しめた。演劇が嫌いな自分だったが、これならやってみたいと舞台の世界に飛び込む。「ギア」には特定の演出家がいない。お客さんのアンケートを元に終演後、すべてのキャストとスタッフでミーティングし、ブラッシュアップしていくスタイル。日々トライアンドエラーを繰り返しながら、ら2021年4月で10年目を迎え、観客動員数は25万人を突破。ロングラン公演だからこそ、進化し続けるギアに注目してほしいと語る。