京都市二条駅近くのビルで、昼はハンドメイド職人。夜はバーを営んでいる。実家は江戸末期から続く蒲鉾店で三条会商店街で営んでいた。高校卒業後、蒲鉾職人になるも3年後閉店する事に。お店をたたむ前は、家庭内がギクシャクし近所からもなんでやめるの?と言われ嫌な気持ちになった。ついには京都が嫌になり、ニュージーランドに語学留学という名の逃避旅行に。8ケ月間海外で過ごす。帰国後、「ふらふらしてたけど、結局何がしたいんだ?」と考え、古着店をやろうと決意。一乗寺でお店をオープン。ジーパンの裾上げ作業が近所で好評になり、その技術力から帽子や鞄の制作を始める。職人としての血が騒ぎ、手づくり市などに出店。その後、友人からバーをやらない?と言われたことをきっかけにマスターとなり、現在の形に。これからも人々の出会いを大切に兼業していきたいと考えている。