サボテンを専門に扱うショップ「棘屋」のオーナー。店頭にはサボテンの自販機も置いてある。もともとパンクロックが好きなことから、音響技術を学ぶ専門学校に入学。卒業後は音響の仕事をするが自分には向いていないと、その道には進まず、「楽そうだから」という理由で選んだのが銀閣寺の近くにある生花店。しかし、入ってみると厳しい世界。先輩方の花に真摯に向き合う姿を見て花屋という職業の魅力に気づく。その後、沖縄の生花店。西陣にある生花店。祇園にある生花店と様々なお店を渡り歩いた。独立を考えた時に誰も他にやっていない新しいことをしたいと考えついたのが「サボテン専門店」。刺々しい佇まいがロックで魅力的に見えた。始めた頃はなかなか、お客さんが来なかったが、インスタライブでサボテンオークションを始めると徐々に愛好家が集まりだし輪が広がりだした。今は温室で自らサボテンを育てるようにもなった。ゆくゆくはサボテン農家としても頑張っていきたいと語る。