2月はゲスト月間!?豪華なゲストトーク三昧!!
★2月1日放送のゲスト:嶋原清子選手と加納由理選手(セカンドウィンドAC)
嶋原清子選手・・・07世界陸上大阪大会 第6位 08ホノルルマラソン優勝
加納由理選手・・・07北海道マラソン優勝 08東京国際女子マラソン第2位
大阪国際女子マラソンの前日、川越監督のチーム セカンドウインドACのみなさんが大阪で練習会を開催されました。
去年に続いて、2回目。大阪城公園で走る前に、1時間ほどのトークショーもあり・・・で、そのトークショーの司会をさせていただいたんですが、その楽屋で
「Let's Run」用にインタビューさせていただきました!!
W(若林):お二人とも、1月の都道府県対抗女子駅伝で、それぞれ地元のチームで参加されてたんですが・・・いかかでした?
S(嶋原選手):私は、山口県からの参加でしたが・・・。予定していた順位よりアンカーの私にきたときによかったので、抜かれないように、頑張って走りました。
K(加納選手):私は、兵庫県からですが、自分の体調的には、あまりよくなかったんですけど、若い子たちが、頑張ってつないできてくれたので、今走れる最大限の力を発揮できるように、10キロ走りました。
W:兵庫県・・速いですもんねえ~~。
K:そうですねえ~~。中高生が強いので・・・。
W:中高生と一緒の駅伝というのは、どんな感じなんですか?頑張らなきゃ!って思います?
K:今では、頼まれて走る!って感じですけど、中高生のころは、あの駅伝にでるのにあこがれていたので、戻ってくると、その頃のことが思い出されますね。
W:中高生になにか・・アドバイスとかされるんですか?
K:いえ!特に・・・。年齢が離れすぎて・・・(笑)。話がちょっとわかんない(笑)
W:ええ~~っ、そうなんですか!!嶋原さんは?
S:うちは、みんな明るくて、元気があって、ほんとに仲がよくて・・。一緒にワイワイしていて・・それが思った以上のいい結果につながったのかなって思います。
アドバイスはすることなく・・ほんとにみんなひたむきでまじめで、その姿見てるだけでよかったです。
W:中高生の伸び盛り・・・の選手を見ていると、すごいなあ~~って思います?
S:思いますよ~~!!走りが若いので、バネもあるし、未来性がひしひしと伝わってきて、ぜひ、ずっと走り続けてほしいですね。
W:嶋原さんは、この間、ホノルルマラソン優勝だったんですよね。おめでとうございます!!どんなレースだったんですか?
S:優勝目標に行きました。でも、天気がよくなくて、もっと南国の綺麗なイメージで走れる予定が、前半土砂降りだったので・・・^^:。でも、そういう雨の中のレースも経験できて・・それはそれでよかったかなって思います。
W:加納さんは、東京国際女子マラソン・・・2位というのは、悔しい結果ですね?
K:そうですね。優勝しか考えてなかったので・・かなり落ち込みました。
でも、いつまでも落ち込んでいても仕方ないので、あらたに目標をもって、立て直していく!って今は思ってます。勝ちたいレースで勝てなくてそんな思いをするのも、次勝てたときに、喜びが倍増するかなって、思ってます。
W:それでは、お二人の今年や今後の目標は?
S:まずは、故障せずに、1年間、トータルできちんと走りたいですね。
1番近い大会は、「東京マラソン」です!
K:マラソンに関しては、初心者なので、一歩一歩、精神的にもレベル的にもレベルアップしていけたらなって思います。
W:最後に市民ランナーにメッセージを!!
S:1番に「楽しい」という・・・ランニングを楽しいと思って走ってほしいと思います。
K:頑張りすぎず・・・レースを目標に毎日の練習も楽しんでほしいと思います。
W:はい!!どうもありがとうございました!!!
いつもにこにこ笑顔を絶やさないほんとにいい人!の嶋原選手。
とってもシャイで、多分、人見知りが激しいんだろうなぁって思いますが、一生懸命答えてくださった加納選手。
お二人の今後の活躍を期待しています!!またお会いしたいですね~~!
★2月15日放送のゲスト:金哲彦さん(解説者/NPO法人ニッポンランナーズ理事長)
マラソン大会の解説で有名な金哲彦さん。2月1日開催された「丸亀国際ハーフマラソン」に、解説、そして、前日のジョギング教室の講師として、来られてましたので、ジョギング教室が終わったあと、お会いしてきました!!
W:ジョギング教室・・・お疲れ様でした。寒かったですねえ~~!!
K(金さん):寒かったですね~~。でも、Qちゃん(高橋尚子さん)も来てくれて、
下は6歳から上は77歳まで・・500人の人が来てくれて、盛り上がりましたね~。
W:この大会は、前日の教室もそうですが。。。そのほかにもいろいろ深く関わってらっしゃるんですか?
K:そうですね。当日は、テレビの解説もしてますが、プログラムやポスターのデザインを考えたり・・・とか、細かいところまでお手伝いしてるんですよ。
W:でも、いい大会ですよねえ~~。
K:うん。これほどね、トップランナーがいい記録をだして、なおかつ、市民まで楽しく走れるっというのは、珍しいですね。沿道の応援も素晴らしいですね。
ハーフマラソンですけど、世界でも指折りの素晴らしい大会ですね。
W:競技場がゴールというのもいいんですよ~~。
K:なるほどねえ~~。それも一つの魅力ですねえ~~。
W:そういう形でいろいろ関わってらっしゃる大会って多いんですか?
K:そうですね。ここまで深く関わってるのは、ないですが、でもゲストでいく「揖斐川マラソン」とか、解説でいく北海道マラソンとか長野マラソンとか・・・ありますね~~。
W:大会をつくっていく!というのも面白いですか?
K:楽しいですね。何より、みなさんが満足していく笑顔、完走している笑顔をみてるとこちらまで嬉しくなりますね。
W:なるほどねえ~。ところで、前回は、解説者=金哲彦さんとして、解説の醍醐味をお話いただいたんですが、今回は、走り出したばかりのランナーさんへのいろいろアドバイスを教えていただきたいんですが・・・
①今年、初ハーフに挑戦、初フルに挑戦の方に・・日ごろ、どんなことに気をつけて、練習したらいいですか?
K:ブームだから走り出す!ということはいいんですが、それまで全く運動をやってなかった人がいきなり走り出すのは、たいへんです。走るというのは、ハードな運動なので、日ごろから、歩くことがまず大切です。
歩き出して、そして、少しづつ走りだすこと。一気に走らないこと!!これが大事です。
そして、30分走れるようになれば、いっぱしのジョガーなので、まず、30分をめざして、走ってください。
距離にこだわらないで、時間にこだわること!!これ大事です。
距離にこだわるとよくないです。初心者は。距離にこだわると速く走りたがるから・・。何分間走ろう~~と思うほうが、徐々に体力がついていきますね。
②初レースの心構え?
K:ドキドキするでしょうねえ~~。とにかく、オーバーペースしないことですね。
雰囲気に呑まれて、練習もしてないのに、ぱ~~っと走らないこと。1キロぐらいはだれでも走れますから・・そのあとが大事なので。
とにかく、自分の体力・走力を忘れないようにして、最後まで歩かずに走りきること。
W:なるほど・・そして、楽しくゴールしたら、また次走ろう~と思いますからね。
K:苦しくゴールしても、またでよう~とは思うんですけどね・(笑)。
でも同じなら楽しくゴールしたほうが喜びは大きいですからね。
W:そうですね。それから、練習として、今日のジョギング教室でも、走ること以上に体づくり・・・体幹を意識した動き作りを念入りにされてたんですが・・・そういう部分も大切ですよね。
K:そうなんです。走るっていうのは、自分の身体をつかう一部だ!ということだと思ってます。走ることとそうでない動きが別々ではないんですね。自分の体をうまく使って、走ることだ大事なので・・・。
「速く走る」より「うまく走る」ことを考えてほしいですね。
それは、フォームもそうですし、自分の身体を上手く前に運ぶ!っということが走るということです。
W:市民マラソン大会・・ごらんなって、上手く走ってないランナーは多いですか?
K:多いですね~~(笑)気持ちはわかります。走るということは、苦しさを伴いますから、それに我慢して頑張る!というのもマラソンの醍醐味ですが、それだけではなく、自分の体をちゃんと使う~ということにも注視してほしいですね。
W:そのためには、腹筋・背筋・・重要ですね。
K:ものすごく大切なんですよ!!
W:今年も全国いろんなところで、ジョギング教室されたり、解説されたり・・もちろん、走ったり・・・されるんですね。
K:そうですね。先週もフルマラソン走ってきました!
W:年間、どのくらい走ってらっしゃるんですか?
K:多い年は、7回ぐらいフルマラソン走ったことがありますよ。
W:じゃ・・ランナー金哲彦さんの今年の目標ってあるんですか?
K:それがあるんです!!サブ3!!なんですよ。
W:ええっそうなんですか?
K:そのためにも、だれかのコーチで走るだけではなくて、自分の練習もしようと思ってます。
W:なかなか、厳しい練習になりますか?
K:それを楽しもうと思ってます。体型も体重も変わりますから・・・。その変化が楽しみです。
W:では、今年中にサブ3されたら、またインタビューさせてくださいね。
K:わかりました!!
W:ありがとうございました!!
金哲彦さんは、早稲田大学時代「上りのスペシャリスト」を言われて、箱根駅伝
を4年連続出場。区間賞も2度獲得。別府大分毎日マラソン 3位入賞されたこともあるエリートランナーです。
今年、現役時代を思い出して、サブ3に挑戦!!
楽勝なんでしょうか?それとも、苦戦されるのでしょうか?達成されたらまたお聞きしたいと思います!
でも、「厳しい練習を楽しむ」・・その考え方が勉強になりました!
楽しくなくちゃ・・続きませんものね!