7月28日のレッツラン~♪
筋肉の動きをよくしてくれる装身具「パワースポータ―」のご紹介~~!!!
UKK運動科学研究所(株)の清水定次さんは、身体の動き、筋肉の原理を研究されて40年!
その研究結果より緩んだ筋肉を活性化させる装身具を開発されました!
くわしくお話をお伺いしました。
ベルトとヘッドベルトを巻いてみました。清水さんと。
わか:人間の身体ってどうやってできてるんですか?
清水さん:人間の身体は骨格の「テコ」の原理で動いてるんです。テコは支点・力点・作用点で重いものを持ち上げるんですが、
ただ、人間は支点と力点が非常に近くて、関節を支点に股関節の周りの筋肉で足を持ち上げるんです。
力を消費するテコなんですね。はさみの刃の方をもって動かすしくみになってます。だから筋肉は重要な役割があり、ものすごい力があり、筋肉が縮むことで人間は様々な動きができるんですが、ただ、筋肉は一方向にしか縮むことができないという性質があります。動作や運動のために縮んで力をだす筋肉を「主働筋」と呼びますが、主働筋が縮むだけでは動作や動きができません。縮んだ主働筋を伸ばす役割を持つ筋肉として「拮抗筋」があります。このほかに主働筋と一緒に働き、助ける役割として「協働筋」というものがあります。この3つの筋肉が収縮することを「筋の共収縮」と言い、すべての筋肉が収縮することを言います。そのためには、姿勢が正されてることが一番重要なんですね。筋肉はシンメトリーに働こうとするんですが、シンメトリーに働かないと、身体のゆがみが生じます。伸びっぱなしの筋肉、縮みっぱなしの筋肉・・が出てくるんです。
たとえば・・腰が曲がってるお年寄りは背中の筋肉がはっていて、お腹の筋肉が緩んでるんです。はってる部分は痛いわけですから。支点となる腰・膝が痛くなるんです。
若い人でも肩こりがひどい人・・・スマホやパソコンで首が曲がってくると、体重の10分の1の頭の重さを支えてるわけですから、首や肩が痛くなるのは当たり前なんです。 それにも身体の姿勢が重要で、筋肉を万全に働かせることが重要なんです。
そこで、筋肉の一部に圧力を加えることにより、主働筋・協働筋・拮抗筋の動作、運動に関連するすべての筋肉を収縮させるバンド「パワースポータ―」を開発しました。
わか:パワースポーターの原理とは?
清水さん:過度に緊張した筋肉の部位に押圧を加えることによって緊張を解き、反対に衰弱した筋肉には適度な緊張収縮を促す原理を利用して、姿勢の矯正、腰痛や背痛、肩痛の緩和が期待されます。
わか:サポーターではなくて、スポータ―なんですね。
清水さん:サポーターはコルセット同様に各部位に巻いて使用しますが、原理は全く違います。サポーターは痛めた部位を固定して動かさないように保護する「拘束具」です。動かさないで炎症を治す消極的な治し方ですが、パワースポータ―は固定するものではなく、押圧パットにより装着した部位の筋肉に圧力を加え刺激してよく働くように考案したものです。積極的に治す方法です。
わか:なるほど。本来の筋肉の働きを思いださせて、自ら正常に戻すということですね。
清水さん:そうです。押圧作用で身体の各部位に付随する主働筋・協働筋・拮抗筋のすべての筋肉を働かせることにより、姿勢を正し、身体の安定を保つ全く新しい考え方の「ケアアイテム」です。関節の可動域を大きくしてあげることにもつながります。
腰の後ろ
わか:実際に使用された方の声とか・・・実験結果とかは?
清水さん:展示会などで杖をついてこられた方が、ベルトを巻くと、杖をつかずに歩いて帰られた・・・というのはよく聞く話です。
市民ランナーでは、可動域が大きくなったことにより、速くなった・・ということも聞きます。ただ、足の速さに呼吸がついていかない・・ということも(笑)
わか:それ・・いいですね・・・(笑)「パワースポータ―」ベルトに押圧パットがついたものですが、種類もいっぱいありますね。
清水さん:腰、首・肩用のヘッドベルト、手、手首、肘、膝、ソックス、インソールなど。。。
わか:いろいろありますね~~。悩んでる部位にぜひ試していただきたいですね。
実際に私も試してみました。重くて背負えないリュック、腰ベルトを巻いて背負うと・・・かるがる~~まではならなくても普通に背負うことができました。手品みたいでした。骨盤が正しい位置にあることで姿勢が正され、理想的なS字カーブの背骨姿勢になってるからだそうです。ベルトにパットがついてるだけなのに不思議ですね。
興味のある方は、UKKインダストリー株式会社のHPを検索してください。「パワースポータ―」でもOKです。
ネット販売されてます。
私は、外反母趾用のソックスとインソールがお気に入りです!!
7月21日のレッツラン~♪
「スポちく」・・・・誕生~!! (スポーツ×ちくわ) by 一正蒲鉾株式会社
開発者の石山隆一さんにインタビュ~!
わか:ちくわ、かまぼこの会社さんがスポーツ用のちくわを開発しようと思われたのは?
石山さん:開発会議で「ジムでちくわを食べてる人がいたよ」という話題があがりまして、私もマラソンやったりするんですが、ちくわを食べるという発想はなかったんですが、もともとちくわは高タンパクなので、身体つくりにいいのではないか・・・と構想から1年半ぐらいで高タンパクと低脂肪に特化させたスポーツ用のちくわができました。
当社の普通のちくわと比べて、1.7倍のタンパク量7.3gのタンパク質が入ってます。
わか:作るのに苦労された点は?
石山さん:タンパク量を増やすと、硬くなるんですね。そこに作る難しさがありました。硬いと食べにくいし、作る側も作りにくいんです。
何回も試作を繰り返して実現しました。
わか:そして完成されたスポーツ用ちくわ・・・「スポちく」の特徴は?
石山さん:用途としては、BCAA入りのチャージ系と ビタミンB1入りのリカバリー系の2種類です。
BCAA入りの方は、筋肉づくりに、お勧めで・・・ビタミンB1入りは糖質の代謝を上げるので疲労回復に効果があると思います。
でもどちらも運動の前後に食べていただけるものです。カロリーは1本で59kcal。これはもともとちくわはカロリーが高いものではないので、普通のちくわとさほどかわりません。
食感は、しっとりしているので、スポーツの後もすんなりと食べられると思います。
わか:展示会場ですごい人がいっぱい集まってらっしゃったんですが、反応は?
石山さん:思った以上に普通のちくわと同じ味・・・というこちらとしてはうれしい感想をいただきました。
わか:はい!確かに・・・私もいただきましたが・・・普通のちくわと変わらない味でしたよ。
石山さん:BCAAは苦い味がするので、うまく隠せてるかなって思います。
わか:そして、腹持ちがいいので、長い距離を走るときとか・・・持って行って途中で1本食べるというのもありですね。
石山さん:やや食べごたえあるぐらいですので、いいと思います。おつまみや料理の素材としてなじみ深い「ちくわ」をぜひスポーツのシーンでも活用してください。
1本(約45g) 158円(税抜)
スポちくBCAA入り・・・・BCAA1500mg
スポちくビタミンB1入り・・・ビタミンB1 1.5mg
~ビールのおつまみだけじゃなく・・・スポーツシーンにも登場「スポちく」ぜひ、ご賞味あれ!!~~~
7月14日のレッツラン~♪
≪がん全身転移≫を克服して・・・今年、サハラマラソン250キロ・サロマ100キロ11回目の完走を成し遂げた大久保淳一さん(54歳)にインタビュー!!
サロマ100キロウルトラマラソンを10回完走したランナーに送られる「サロマンブルー」という称号。達成した翌年は、ブルーゼッケンで走れる名誉が与えられる。1回完走するのもたいへんなのに、10回も完走すること自体すごいことなんですが・・・今回のゲスト大久保さんは、昨年サロマンブルー達成され、今年11回目のサロマを見事完走されました・・・しかも、その2か月前には、「サハラマラソン」という炎天下のアフリカの南モロッコの砂漠を1週間かけて250キロ走るレースも完走されてるんです!!
そして・・・・もっと驚くことに・・・大久保さんは、42歳の時にがんがみつかり、すでにステージ3。5年生存率2割以下。「酸素ボンベが手放せない生活になる」と医者に告げられ、肺機能の3分の1を失った体で、手術後、3年半でハーフマラソンを走り、5年後にフルマラソン、6年後にはサロマ100キロを完走されて・・・・今年「サハラマラソン」完走!!そして11回目のサロマも!!
なにがそうさせるのか?大久保さんのモチベーションは?いろいろお話お聞きしました!!
わか:サハラマラソン、サロマ100キロともに完走、おめでとうございます!!まずは、近々のサロマ・・・いかがでした?
大久保さん:きつかったですね~~。2か月前に走ったサハラマラソンの疲労が抜けない状態でのサロマでしたから。でも、11回目のサロマですので、今年はなにがあっても行こうと決めてました。今年の目標はサハラとサロマ・・・・でしたから。
わか:ではもう今年の目標達成ですね~~。
大久保さん:前半の目標は・・・ですね。後半の目標はまだありますよ。(笑)
わか:え~~まだあるんですか?では後程お聞きするとして・・・「サハラマラソン」そもそも行こうと思われたのは?
大久保さん:20年前にNHKのドキュメントで見て、行きたいな~と思ったんですね。でもその後にがんになって、1度あきらめた夢なんです。でも夢の実現のために今年行ってきました。
「サハラマラソン」走る大久保さん
わか:いかがでした?
大久保さん:最高でしたね。とにかく景色がすばらしかった。見たこともない大自然。砂の大地ってこんなに美しいのかって。夜も星が降るように見えるんです。北斗七星もさそり座も・・・・まるで巨大なプラネタリウムに入ったかのうようで・・・。これを見れただけでも行ってよかったです。
わか:逆につらいことは?
大久保さん:寒いのがたいへんでした。私・寒さに弱いので・・・・日中は50度近くまで気温が上がるんですが、夜は、5度ぐらいまで下がって、ぶるぶる震えながら寝ました。簡易テントはあるんですが、薄い布のテントで下が開いてるんです。
わか:荷物も背負って走るんですよね?
大久保さん:そうですよ。7日間のステージレースで7日間の食料や飯盒、防寒具、寝袋も持ちますので12キロぐらいのリュックを背負って・・・です。食料は減っていくんですが、最終日でも8キロぐらいはありました。過酷なレースでした。レースというよりは、冒険ですね。
わか:冒険に出かけるのに家族の反対はなかったんですか?
大久保さん:ありましたよ~~。これ以上...また心配をかけるのかって(笑)でもやりたいことなんで・・・仕方ないですね。
わか:では練習もいっぱいされました・・・?
大久保さん:やりましたね。思いリュックを背負って、海岸を走ったり、長い距離を走ったり・・・。
わか:でも肺機能が3分の1でしんどくないんですか?
大久保さん:もちろんしんどいですよ。ゼーゼーハーハーしますし・・・。でも苦しい練習もゴールした時の楽しみのためと思えば、できますね。
わか:そのモチベーションはなんなんですか?
大久保さん:ハンディキャップを負っても挑戦することに醍醐味を感じてるんですね。
いつも講演とかで言うんですが・・・がんになって失ったものより、得たものの方が多いんですね。
言い訳する人生は嫌なんです。がんだから・・・できない。がんだから夢をあきらめる。それは嫌なんです。だから、後半の人生のモチベーションをもらったと思ってます。できない理由はいっぱいあるけど、それは言っても仕方ないことですし。
わか:壮絶な経験をされた大久保さんが座右の銘にされてること、って?
大久保さん:「人生はいつでも何度でもチャンスはある」・・・がんになっても人生終わりじゃないんです。
わか:では・・・今年後半の目標は?
大久保さん:病気になる前の15年前のフルマラソンの記録(3時間25分)を更新することです!たいへんなことだと思います。年も15歳とってますから・・でも真剣に目指そうと思ってます。
わか:では今後の大きな夢は?
大久保さん:4大砂漠マラソンがあるんですよ。(笑)サハラのほかに、モンゴルのゴビ砂漠、チリのアタカマ砂漠、南極です。
がん患者で4大砂漠マラソンを完走している人はいないと思いますので・・・(笑)チャレンジできることを自分に示したいんです。
わか:ええ~~っ!また家族を説得するのたいへんですよ~~~(笑)では、ランニング以外での夢・目標は?
大久保さん:今 NPO法人「5years」ファイブイヤーズ・・・を設立してがん患者の社会復帰を支援する活動を行ってます。
がん患者にとって5年生存率って言われますが・・・5年生きれた・・ではなくて、5年後にみんな元気になって活躍していると思ってほしいんです。だから2つの機能があって・・・
1つは、がんの後、元気になった方の情報や社会復帰の記事・情報発信する!いろんな種類のがんがあるんですが、自分と同じがんの人の情報を得ることによって、社会復帰の道しるべになれば・・と。すると、治療への希望になり、その後の人生の希望になると思うんです。
2つは、先にがんになった方に相談できる機能。そこに登録していれば、SNSなどで相談できる・・電話網のようなものですね。
この「5years」を大きくしたいですね。そして社会事業にしていきたいと思ってます。登録者を5万人 10万人規模にしていきたいですね。そうなると同じがんの人、共感する人が2~3人見つかると思うんです。「ガンインフラ」にしたいですね。
わか:公私ともに目標・夢がいっぱいある大久保さん。ぜひ、頑張って、大きな目標に向かっていってください!!
今日はありがとうございました!!
大久保さんとお話していると・・・「人間ってすごいな」って思いました。「人生にはいつでも何度でもチャンスがある」この言葉のまま、挑戦し続ける大久保さん。「いのちのスタートライン」という著書に「すばらしい人生に試練はつきものです」という言葉を書いてくださいました。
わたし・・・今までの人生で果たして...試練って呼べる経験はあったかな?って考えさせられました。
これからの人生・・・・強くたくましく生きていく勇気をいただいた思いです。本当に本当に・・・ありがとうございました。
7月7日のレッツラン~♪
わかの「これいいわ~~」シリーズ・・・・[フード付きポンチョ]
梅雨入りしました~~。でも、雨でも走るぞ~~というランナーは多いですね。
まあ、この時期、少しくらいの雨はシャワーランで気持ち良かったりしますが、それでも、びしょぬれになったら、テンション下がるし、
雨の中、走りにでる勇気はなかなかでないですね。
そんなみなさんに~~雨の日のラン♪ウキウキするような・・カラフルなフード付きポンチョがあるんですよ。
早速 製作されてる会社におじゃましてきました~~!!
サンキョウプラテック株式会社 代表取締役 中村 亮さんにお話しお伺いしました。
わか:そもそも・・どんな製品を作ってらっしゃる会社ですか?
中村社長:ごみ袋、レジ袋の製造メーカーです。
わか:どうしてフード付きポンチョを?
中村社長:防災グッズの中の簡易トイレのごみ袋をご注文いただいてるお客様から、非常用袋に入れるものでなにかないか?と言われまして・・・考えましたところ、被災されて体育館とかに避難された時、着替えとか周りがいるのでたいへんですよね。こんな黒いポンチョがあれば、この中で着替えることができるし、保温・防寒にもなるのでいいかな~と、非常用簡易ポンチョを作ったのがきっかけです。
わか:体育館とか、大部屋では、仕切りがあってもやはり人の目が気になりますよね。そんなときにこの黒いポンチョの中で着替えることができればいいですよね。
中村社長:そして、営業マンの中にマラソンする社員がいて、こういうのが走るときにもあったらいいなあ~という声もありまして。
冬の寒いときにいいのではないかと・・・
わか:冬のレースで待ってるときに、大きな粗大ごみ用のごみ袋を頭の部分と腕の部分を切ってかぶったりするんですが、袖がないので、寒いし、フードがないので首が寒いんですよね~~。
中村社長:そうなんですよね。だったら、マラソン大会に使ってもらえるようにゼッケンが見えるように・・・と。
また作ってもらう工場に、ブルーや赤やイエローの生地もあるよと言われて、透明だけじゃなく、4色展開になりました。
そして、実際にゼッケンを手作りしてつけてその上から、ポンチョを着て、走ってみて、ゼッケンが見えるどうかを実験しました。
そして、冬の大会だったら保温効果もあったほうがいいので、サーモグラフィーカメラをレンタルして、実際に、ポンチョを着てる人、着てない人で走ってもらいました。全然番ったみたいです。着てる方は、暑い暑い!と言ってましたね、(笑)
わか:ではゼッケンは見える、保温効果もばっちり・・・あとは、雨・・水ですね。
中村社長:水は、ポリエチレンの素材ですので水をはじきますから問題ないですね。
わか:ほかにこだわったところは?
中村社長:使い捨てにならないように・・・環境問題もありますから、何回も使ってもらえるものを・・・
わか:強度ですね。確かに触らせていただいてますけど、しっかりしてますね・・・それでいて柔らかい。
中村社長:そうなんです。ちょっとちがうポリエチレンを使ってます。しっかりしているけど柔らかい。
わか:それと、普通のビニールカッパを着ると、シャワシャワ・・音がするんですけど(笑)そのへんは?
中村社長:柔らかい素材ですので大丈夫です。
わか:実際の反響は?
中村社長:販売して半年ですが、おかげさまで好評です。コンパクトですので、バッグに収納できます。・
わか:走るときにポーチやリュックに入れておいたら急なゲリラ豪雨にあっても大丈夫ですね。さて、気になるお値段は?
中村社長:インターネット販売でサイトによって違いもありますが・・・定価は税込260円です。
わか:260円で何回も使えたらいいですよね。
中村社長:私どもの商品は「ポリスタジアム」というネットサイトでご覧いただけます。そこには、ごみ袋・レジ袋だけではなく、フード付きポンチョのようなおもしろい商品も載ってますので、ぜひ、検索してください。
わか:わかりました~~梅雨から夏・・急な雨にもあると便利な「フード付きポンチョ」 冬は寒さ対策に・・そして、レースにも重宝しそうですね!!中村社長、ありがとうございました!!
昔は走ってたけど、今は走ってないんです~~という中村社長・・これを機に走ってみようかなっておっしゃってました!!
公共の電波で言いましたよ~~~!!走ってくださいね~~。(笑)