12月25日のレッツラン~♪
2022年最後のレッツランは・・・
「ランナーの大会離れの実状と分析!来年どうなる?展望と対策」とテーマにお届けしました。
わか:今年は3年ぶりに復活したマラソン大会が多かったです。
(関西では神戸マラソン・福知山マラソンほかにも)
また、来年、大阪マラソン・京都マラソンも復活します。
でも、どの大会も集客に苦戦しているというのを聞きます。
どうしてなのか?どうすればいいのか?
お話しお聞きしたのは
*市民ランナーの情報サイト「RUNNET」の運営に携わりながら、
ユーチューバーランナーとして「RUNNETチャンネル」の編集長を務めてらっしゃる
京谷和央(きょうやかずお)さんです。
わか:今年、京谷さん自身、大会に参加されました?
京谷さん:3年ぶりのふるさとの北海道マラソンとレガシーハーフ
わか:久しぶりだったと思いますが、変化を感じられましたか?
京谷さん:特に北海道のランナーは待ちに待った感がすごかったですね。
コロナ禍の不自由感は地方に行けば行くほど強かったのだと改めて思いました。
だからみなさん喜んで走ってるというのを実感しました。やはり、声援を受けて走ったり、
仲間たちと一緒に走ったり、コロナがあったから、と言ったら語弊があるかもしれないけど、
当たり前だったことがこんなにありがたいんだと・・・ありがたみを強く感じられたよう
な気がします。
わか:私も3年ぶりの大会を走ってみて、やっぱりリアル大会は楽しい!というのを
思い出しました。
でも、関西で言えば、福知山マラソンが過去最少の人数、来年開催の大阪マラソンや
京都マラソンも追加募集・・・京谷さんが掴んでらっしゃる情報として関東、
そして全国的にもこの傾向ですか?
京谷さん:心配な数字なんですが、主要大会の7割が定員割れですね。
倍率が数倍の人気大会も定員の2倍以下になって、当選率が高まった。
当選しなかった大会に当選するようになった。そうすると、第2候補にしていた落選組の保険大会が一番大きな影響をかぶったのかなと思います。大変な状況ですね。
わか:要するに、落選したらこっちの大会に...と予定していたけど、当選したから、
でなくてよくなった・・という現象ですね。他にどうしてだと思われますか?
京谷さん:RUNNETで緊急アンケートしたんですが、
大会離れ組(2019年以前は出ていたけど今はでていない)理由
① 練習ができていない 48%
② コロナ感染が気になる 46%
③ 中止の可能性あるから 43%
④ 中止でも返金されないから 28%
⑤ 参加費が高いから 17%
でした。なかなか的を得た回答だと思います。
最初のころ、集まって走るなんてとんでもない・・という風潮があって、ぐっと我慢
してたのがそのまま続いてなかなか以前のような練習ができてないのかな‥という点もあると思います。
わか:そうですね。私も、
・コロナで何年も離れているうちに、大会への熱がなくなった
・ずっとジョグしかしてなくて、フルを完走する自信がない
・参加費が高すぎる
・大会に出る以外でも楽しめるランニングイベントをみつけた、もしくは、仲間内で
走るだけで満足
などが理由かと考えてます。
この状況は来年以降も続くと思われますか?
京谷さん:同じく緊急アンケートで上記のランナーにもう出ない?と聞いたら
今年はエントリーしたい 32%
来年にはエントリーしたい 42%
7割以上の人がエントリーしたいという気もちが戻ってきてるんです。
我々盛り上げる側としてはいよいよ、来年が復活に向けた正念場かと思います。
わか:エントリーしたい気持ちになってるということですね。
京谷さん:コロナが本当に終息した暁には戻ると思いますよ。
わか:それを待つのではなくて、なんか後押しするようなことってないでしょうか?
京谷さん:そこが問題なんですよね。
でもいろいろやることはあると思いますよ。
参加費の透明化。サービス内容に合わせた多様化。例えば、案ですが、航空運賃みた
いに、3~5年先の大会にエントリーする場合は〇〇割り・・とか。
わか:早得みたいなものですね。
京谷さん:フルマラソン至上主義からの脱出、日本は、フルマラソンでなきゃ!とい
う考えがありますが、シドニーでは10キロの大会がすごい人気なんです。
コロナデビュー組に、フルマラソンはハードルが高い。まだ大会にでていない人には
ハーフか10キロの大会を作る。
そして大会の分散。同じ日に大会をしていたのを関係者が集まって知恵を絞ったり、大会に個性をだしていって、そこにしかない食べ物、景色、わが町自慢をするような大会が増えていけば。
なんでもかんでも東京マラソンの真似をするのではなくて・・・。
そして走る楽しみ方の多様化。バーチャルも人気になったように。ファンランにも力
を入れて新しい人を取り込んでいければと思います。自由な発想でこの勢いを盛り上げていければと
思います。
わか:なるほど。対策はいっぱいありますね。
いろんな試みをして、来年こそは、少しでもランナーに大会に戻ってきてほしいです
よね。
最後に京谷さんから暑いメッセ―ジを!
京谷さん:一人で走ったり、バーチャルで走るのも楽しいけど、みんなで集まって、声援を浴びながら走って
エイドで美味しいものを食べて、終わったらまたみんなで喜びをかみしめて・・
大会はこんなにいいんだよ!というのを感じて欲しいです。
今、#大会を走ろう キャンペーンを展開してますので、是非、
SNSにあげてほしいです。
みんなで盛り上げていきましょう!!
ランネットチャンネルもよろしく!!
わか:ありがとうございました。
お互い、テレビでは紹介できない市民ランナーの奮闘ぶりを発信したいという気持ち
が同じで京谷さんは動画サイトで私はラジオでこれからも市民ランナーを応援してい
きたいと思います。これからもよろしくおねがいします。
2022年 私が走った大会。
10キロ2本 ハーフ1本 マラソン2本 24時間リレーマラソン1本
走ってないけど、取材させていただいた大会 18本
司会させていただいた大会 8本
合わせて 32本の大会に関わらせていただきました。
これだけでも戻ってきたな~~と感じています。
来年はもっと復活するでしょう!
私の予定も「河内長野シティハーフマラソン」「京都マラソン」「大阪マラソン」
「びわ湖マラソン」などなど・・・そして四日市で誕生する新しい大会の司会も決
まっています。
来年もあらためて、走ることの楽しさ、大会の感動をもっともっと発信していきたい
と思っています。
今、ランニング業界は大きな節目にきています。でもいろんな楽しみ方が広がってき
ました。
新しいランニングの風、マラソンの風が来年吹くことでしょう!!
そんな風に乗って・・・・「レッツラン」 来年もよろしくお願いします。
2022年、今年もお聞きいただきましてありがとうございました!!
12月18日のレッツラン~♪
福士加代子さんが大会を主催~~!!
「笑って走れば福来る駅伝in香川」
2023年4月1日(土)
早速、福士加代子さんにお会いしてお聞きしてきました~~!
わか:引退されて1年、どんな1年でした?
福士さん:忙しかったけど、楽しくて飽きない1年でしたね~。
わか:ゲストランナーとして引っ張りだこでしたよね?
福士さん:いっぱい行ったね~~。で行くと、みんな、また走ってください!って言われるんだけどどこで走るんだ?(笑)なんて思ったり・・・でも、いままでレースではぎりぎりに並んで走ってたけど、みんな1時間も前から並んで待つんだね~~始めて知ってびっくりした。何時間前に来て、何時間前にアップするんだ?って思って、たいへんですよね。それで結果をだすってスゲ==な!って思った。
わか:いろんなことが新鮮に映った1年でしたね。
福士さん:そうなんですよ。そして大会ってたくさんの人の運営で成り立ってて、支えて下さる人も多いんだ~とつくづく思って。感謝しなきゃな~~とおもった。そして、帰るとき、福士さんに会って元気もらえました!って言っていただいて、私に会うと元気になるんだ!と思って嬉しかったし、じゃまたどこかで?って言いながらどこで会うんだ?と思ったらまた次の大会で会ったりして、そうしてみんなつながってるんだなって思ったら、そういう場所を作れたらいいな~って思って・・作りました!
わか:福士加代子プロジェクト!ついに始動ですね!!
福士さん:そうです!!(パチパチパチ・・・)
来年の4月1日に香川県の高松市で駅伝大会をやります。
わか:どうして香川なんですか?
福士さん:香川ってすごく相性のいいところで‥ジュニアで初めて日本記録をマークしたのが香川で、丸亀ハーフマラソンもアジア記録を樹立したし、ずっと優勝してるし、香川県では負けなしなんです。またやしまレグザム競技場のこけら落としで陸上教室やったり、合宿したりした縁のあるところでやろうと思って、島だったら簡単に出来るだろうと思ったら、船が...バスが・・・コースが‥と考えると、来年中にはできないぞ!ということになって、それだったら、レクザム競技場の敷地内でやったらできるぞ!ということになったんですよね。
それでも簡単にできないんですね~~。大会つくるって大変なんだ!ってつくづく思いました。
わか:そしてついに動き出したわけですが・・・大会の特色は?
福士さん:タイムは計測しますが、タイムにこだわらずだれでも参加できる大会にしたい!
こどもから大人まで。必ず笑って帰らせたい!って思ってます。
わか:お笑い芸人さんみたいですね(笑)笑う!というのも、楽しくて笑うもあれば、必死に走ってきついけど走り終わったら達成感で笑顔になったり、いろんな「笑う」がありますよね。
そして駅伝も好き!というのもありますよね?
福士さん:そうそう、駅伝も好きだし・・・1.8キロを8周 最低二人でもOK。二人交代でも、一人1周で一人7周でも。。(笑)親の承諾があれば子どもたちだけでもOK!とにかく、「笑って走って元気にしたい」ですね。
私も走ったり、実況したり、応援したり、午後からはトークショーもやりますし、会場には香川県の美味しいお店もだして一日、楽しんでもらおうと思ってます。
わか:タイトルがいいですね。「笑って走れば福来る駅伝」
福士さん:そうでしょ!長いので短くして「わらふく駅伝」ロゴマークも可愛くて、Tシャツもいろんなカラーで作ろうと思います。いろんな賞も作る予定です。私が独断で選ぶ賞・・・笑顔がよかったチームとか、コスチュームがよかったとか・・・
わか:楽しみですね~~。では最後に来年の目標・夢・みんなへのメッセージをお願いします。
福士さん:新たなチャレンジで夢が広がりました。この大会が今後あちこちでできればいいな~と思います。
まずは第1回!!みなさん、ぜひ、来てくださいね。
わか:福士さんといえば‥笑顔が最高!!笑顔が似合いますね~~。
そんな福士さんに笑わせていただきましょう!!(笑)
「笑って走れば福来る駅伝in香川」
2023年4月1日(土)10:30 スタート! 1.8㎞×8区間 1チーム15.000円
エントリ― ~2月10日まで(先着順で100チーム)
エントリーは「じょいすぽ!」から
大会公式ホームぺージ URL https://fukushi.run
12月11日のレッツラン~♪
「第30回福知山マラソン」のレポート~~!!
2022年11月23日(水)
開会式にて・・
「応援ランナー」として走らせていただきました「福知山マラソン」
私にとっても、初めてのフルマラソン、そしてはじめてサブ4した大会、そして、そして、今から5~6年前に10年ぶりにサブ4できた大会・・・とにかく、思い出深い大切な大会です。
その大会が・・・過去最少の参加者になってしまって・・・;;
でも3年ぶりに走ってみて「ご無沙汰してます」とか「お久しぶり」とか・・・そんな声をいっぱいかけていただき、やはり、老舗の大会、そして、地元のみなさんにとったらなくてはならない大会なんだと実感しました。
「福知山マラソン」の第1回目は1991年。
それから、コロナで2年とんでようやく30回目。
その第1回目からずっと29回まで連続出走されているランナーさんもいらっしゃいます。
そんなランナーのお二人にスポットをあてて取材させていただきました。
☆お一人目 片野英人さん
40歳のときに「福知山マラソン」でサブ3達成!その後、目が不自由になり、奥様の伴走でランニングを続けて来られました。
30回目の「福知山マラソン」は4時間53分で完走!
わか:30回目はいかがでした?
片野さん:何回走ってもえらいね。(笑)でも3年ぶりの大会は感無量というか嬉しかった。やっと始まった、普通の生活にもどるんかな~という感じがしましたね。ずっとみんな走れなかったからね。
沿道の応援もいっぱい聞こえたし、千葉にいる息子も帰ってきて、応援してくれたし。「福知山」の魅力は
自然と人の温かさ、かな?
奥様:帰って来れて良かったです。前回、私がつぶれてしまったので。いつも喧嘩しながら走ってるんですが、無事にゴールすると良かったって思います。「福知山」の魅力はコースが走りやすいし、エイドも充実していて給水も有難いです。
わか:今後の目標は?
片野さん:まずは35回目までがんばって・・あとは、生きてるかぎり、走るかな(笑)
~これからもご夫婦で喧嘩しながらも(笑)仲良く走り続けてくださいね。
☆お二人目 森田政秋さん
今までの29回中、完走が22回。途中リタイアが7回。今回は、練習不足でとにかく完走が目標!
結果は・・・5時間37分21秒で完走!!
わか:完走できましたね。
森田さん:90%無理と思ってたんですが・・・スタート地点でアナウンサーが「30回目の人」って言われて手をあげたら周りの人が拍手してくれて嬉しかったです。僕の計算上、30キロまではがんばったらあとは行けると思ってたんですが、だんだん足が動かなくなって、やばい!やばい!と思いつつ、ラスト1キロで15分あったので、これでいける!って確信しました。人が少なかったので逆に歩きやすかったり・・・(笑)でもおにぎりがなかったのがさみしかった。コロナ禍だから仕方ないですね。でも私設エイドのコンソメスープが嬉しかったですね。
あと、いつも車で来てるんですが初めてマラソン電車に乗って・・それもよかったし、仲間がみんな高齢化して知り合いがいなかったので折り返しでも頑張らないですんだかな?(笑)でも僕でも完走できるんだから、大丈夫!来年は仲間に声かけてまた来たいですね。
わか:今後の目標は?
森田さん:フルマラソン、次走ると50回目。そして、福知山は31回目。来年はもうちょっと練習してきます。
~30回中、23回目の完走、おめでとうございます!!来年はラン仲間も戻ってきてほしいですね。
さて、30回連続出走のランナーもいれば、今回が初福知山・・・初マラソン・・・というランナーもいらっしゃいました。そんなみなさんの感想です。
「雨で辛かった~~。でも風はなかったので思ったほど寒くなくて良かったです。沿道の応援も温かくていい大会ですね。」
「めちゃくちゃ、しんどかったです。走ってみて改めて走ってる人、尊敬します。ゴールできてとにかく、よかったです。」
「練習で両ひざ痛めて、そのまま出たんですが、やはりだめでした。35キロでリタイアしました。でもいい経験になりました。まずはケガを治して・・・来年、また考えます。」
「何回もやめよかな?やめよかな?って思いながら走ってたんですが、完走できて良かったです。大阪からそんなに遠くないし、応援が多くてアットホームないい大会ですね。」
取材していて、意外に「初」の人が多いなあ~という印象でした。
初マラソンって記憶に残りますよね。来年またぜひ走ってくださいね。
のどかな景色に人が優しい~やっぱりあたたかくていい大会でした!!
「神戸マラソン」から中2日での出走でしたが、なんとか、5時間03分で完走できたのも、沿道の応援やスタッフのみなさんの温かさ、そして、老舗ならではの慣れた運営のおかげです。
完走した女性だけにいただける「カーネーション」・・ずっと部屋で咲いてました。
雨の中でも応援があるって嬉しい!
ありがとうございました。
12月4日のレッツラン~♪
「第10回神戸マラソン」Part②
関西の都市型フルマラソンのトップを切って開催された「神戸マラソン」
2週に渡って、実況でお届けしました。
Part②は、24キロ地点で伊川谷北高校のみなさんに応援で見送っていただいて・・・から・・
30キロ地点より~~フィニッシュまでをお届けしました。
32キロ地点あたりは長田の街の海沿いを走ります。
長田と言えば、粉もんが有名だそうで、その粉もん(お好みやきなど・・・)のコテをつかって応援してくださるポイントがありました。
「コテの3拍子」というそうで・・・
ファイト~~パンパンパン!がんばれ!パンパンパン・・と小さなコテを二つ合わせてたたいての応援ポイントでした。
そこから~~あと10キロ少し。
次はみかんエイド・・・たくさんのみかんがエイドに並んでいてみなさん、座り込んで食べてらっしゃいました。
そんなみなさんにインタビュー!
「ここまで?もう地獄。。。」「ちょっと足に来ちゃいました」「しんどいし、足、攣りそう」
「みかん食べれて嬉しい」などなど・・みなさん、きつそうでしたが、あと、7キロほど頑張りましょう!
そしてついに浜手バイパス・・きっつい激坂です!!
もう、みなさん、歩いてます。私も歩きました・><
風もどんどんきつくなり、帽子も飛びそうです。
3回目の人に付き添われて走ってた初マラソンの男性。「20キロから肉離れみたいになってしまって、沿道の人にスプレー借りてここまで来れました。」と。あと3キロ頑張りましょう!
瀬戸大橋、振り向くと山と海に挟まれた神戸らしい町並みが最高に綺麗・・・です。
ようやく下りになりあと1キロ・・
ラストの直線はずっと実況しながら・・・フィニッシュ~~!!
終わりました~~。
しんどいし、きついけど・・でもやっぱりゴールすると最高の気分。
この達成感は走らないと味わえない・・・!!
フィニッシュ会場でもインタビューすると・・・
「初マラソン完走できてよかった~」
「3年ぶり、疲れましたけど、楽しかった。みんなで走ってる感じが最高」
「フル2回目、楽しかったです。特に応援されるのが。。。楽しかった!」
「足めっちゃパンパン。ぶっつけ本番でした。沿道の人がお菓子をいっぱいくれて有り難くいただきました。そのおかげで元気になって走れました。マラソン、最高っす。」
日本のマラソン発祥の地、 神戸。
そこで開催された3年ぶりの第10回神戸マラソン
42.195キロは長くてきついけど、でも改めて応援してもらって走れることの嬉しさを実感しました。
やっぱり大会はいいですよ。今ちょっとランナーの大会離れが問題になってますがまた走ってください。
ゴールの感動、達成感は走らないとわからないし、やっぱり大会は楽しい!!という気持ち思い出しますよ。
今回のキャッチフレーズは「ありがとうを未来へつなごう」
たくさんの人に感謝の気持ちを伝えたい、そんな思いで2週に渡っておとどけしました。
最後に、ボランティアスタッフのみなさん、長時間、寒い中、本当にありがとうございました!!