1月28日のレッツラン~♪
「高槻シティハーフマラソン」ゲスト~金丸祐三選手に密着~~♪
[金丸祐三選手]
400mの日本のエース! 400m 45"16 2015年まで日本選手権11連覇~!!
北京・ロンドン・リオ 3大会連続オリンピックに400mや4×400mの日本代表として出場。
高槻市出身!!地元芝谷中学校卒業→大阪高等学校→法政大学→大塚製薬陸上競技部
地元のスター!高槻市のヒーローが帰ってくる!ということで前日は、地元の小・中学生が集まって「金丸祐三選手を囲む会」が開かれました。
小・中学生からの質問に一つづつ丁寧に答える金丸選手。
中には、「金丸ダンス」の質問もあって、実際のダンスを披露して、子供に指導するという場面もありました。
集合写真では、金丸選手の高校時代のトレードマークの黄色いハチマキをみんなでしめて写真撮影というサプライズも!
子どもたちも大喜び・・・そして、そのあとの前夜祭・開会式も、地元のみなさんが大歓迎でした。
そしていよいよ当日!!
スタート式に表彰式に・・・と大忙しの中・・インタビューに成功~!!
わか:昨日は大歓迎でしたね~~。駅の横断幕も金丸選手の顔いりですよ!!
金丸選手:うれしいんですが、あの写真の顔、気に入ってないんですよね~(笑)
わか:写真よりも実物のほうが・・ずっと・・ず~~~っとイケメンだとラジオで言っときます!!
やはり高槻は帰ってきた!という感じですか?
金丸選手:お正月はいつも帰ってるんですけど・・地元のイベントに参加できて、歓迎していただいてうれしいです!
わか:お正月は帰ってこられたらこの辺りを走ったりされるんですか?
金丸選手:箱根駅伝を見て、触発されて、ちょっと走ってますね~。
わか:それ、市民ランナーと同じ感覚ですね~~(笑)
でも、実際、こういう市民大会をご覧になるのは初めてですか?
金丸選手:そうですね。人気のある大会だと聞いてましたが、こんなにたくさんの人が走るのをみるのは初めてです。
わか:スタートにも時間がかかるって驚かれてるでしょうね。短距離はあっという間ですもんね。
金丸選手:1周ぐらいならまだ勝てるとは思いますが、ハーフとなると厳しいでしょうね。
わか:練習でもハーフの距離は走らないんですか?
金丸選手:走らないですよ。5,000mがせいいっぱいですね。
わか:短距離の練習ってどんな練習をされるんですか?
金丸選手:シーズンで追い込むときは、300m1本。レースペースで。それ以外は、1日に長くても2~3時間の練習です。
わか:えっ!!1日に300m1本に集中するってきついですよね~。
金丸選手:きついですよ。オンとオフの切り替えが大事ですね。
わか:オフのときは?
金丸選手:お酒大好きなんで、飲みに行ったりしてますね。
わか:1日2~3時間の練習以外は何をされてるんですか?
金丸選手:あまり出かけることが好きではないので、部屋でテレビ見たり、本読んだりしてます。
ダウンタウンさんのファンなので、ダウンタウンさんのテレビはすべて見てますね!
わか:長距離ってどう思いますか?
金丸選手:「継続は力なり」ですね。特にマラソンはコツコツと真面目に練習されて、日本人の気質にあってるように思います。
わか:私のチームは毎週西京極の練習会でマイルリレーをやるんですが・・マイルリレーのコツ、ありますか?
金丸選手:最初の100mでいいリズムをつかんでそのまま300mまでキープ、ラスト100mは無酸素状態になるのできついんですが、そこで、フォームを崩さない!腕を振って、足を前に出す!そのことを心掛けて走ってください。
わか:あの~~。私400m。。100秒ほどかかるんですが、どうすれば速くなりますか?
金丸選手:練習です!継続は力なり!です。
わか:わかりました。ありがとうございます。最後にメッセージを!!
金丸選手:今、桐生選手の活躍で陸上が盛り上がってますが、このまま、東京オリンピックも、そして、東京オリンピック後も陸上が盛り上がるように尽力したいと思いますし、僕自身も東京オリンピックに向けて、頑張りたいと思いますので、応援、宜しくお願いします!!
とっても爽やかなイケメン金丸選手!!東京オリンピックに向けて頑張ってください!!応援しています!!
1月21日のレッツラン~♪
ケニアレポートPart ③最終回~♪
最終回は、同じキャンプに滞在していた日本の市民ランナーさんのインタビューをお届けしました!
★向かって右端:高橋邦夫さん(東京在住)トレイルランナー スポーツアロマトレーナーの資格取得中。ケニア2回目
ケニアは夏の来てからの2回目ですが、来たくなっちゃうんですよね。赤土を見ると裸足で走りたくなるんです。
野菜も美味しくて・・味が濃くて・・。いろんなもの対する見つめ方が大きくなったかなって思います。選手の家庭にお邪魔して、
料理のふるまい方一つとってもケニア人の温かさを感じたし。好きです。3回目また夏に来ます。^^
キャンプの選手にスポーツアロマでケアしてあげたい!目標です。
★右から二人目:阿部浩司さん(新潟在住)都大路も走ったことがある山専門のランナー。ケニア初めて。
景色がきれいで、ケニアの人たちはフレンドリーで苦労があると思うけど、陽気で、服装もおしゃれで・・。びっくりしました。
標高の高い山に登って行くレースなどは出てますが、ずっと高い。。というのは初めてで、キロ3分半とか速いペースで走ると
がくんときました。高地を感じました。でも、ケニア人は、動きがきれいですごいです。いろいろ発見できて来てよかった!
★若林の左:高畑晶弘さん(大阪在住)スパルタスロン完走されるサブ3ランナー。ケニアはじめて。
日本人はマラソンでは勝てないな!を体験しました。環境も経済的背景も。一攫千金を目指してるランナーだらけ。
ここにきて、ちっちゃいことで悩んでる自分はアホやな!と思いました。(笑)時間がゆっくり流れていて、ケニア時間と日本時間が
あって、イライラしたらここでは生きていけません。心の豊かさも日本人以上かなって思いました。日本に帰って、これからも問題に
ぶちあたることもあると思うけど、ここのことを思いだしたら、しょうむないことで悩むこともなくなる気がします。また来たいですね。
一度行くとまた行きたくなるケニア・・ランナーにとってそんな国です。
私も・・・帰国してから1か月が経ちますが、強烈な印象はまだ残っています。
動物も農作物も人間も・・・本来の姿のまま自然に生活している中で、ケニアのランナーは生きるために必死に走ってる!
不便この上ない生活なんですが、気持ちの持ちようでは楽しいかもしれない?そう思いました。
また行きたい?と聞かれたら・・・私も、行きたい!と答えますね。
でも、次回は、懐中電灯と手鏡はもっていかなくては・・・(笑)
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1月21日発売のランニング雑誌「ランナーズ」に、「ケニアランニングキャンプ訪問記」書かせていただきました!
写真も載ってますので、ぜひ!!読んでくださいね!!
1月14日のレッツラン~♪
ケニアレポート~Part②
「はだしランニングキャンプ」のオーナー 吉野剛さんのインタビュー・つづき・・・!
2016年9月にオープンされた自給自足的なトレーニングキャンプは順調ですか?
吉野さん:うーーん。楽しさとたいへんさがぐちゃぐちゃになってる状態ですね。楽しいことは楽しいんですが、選手の生活にも関わってくることなので、やりながら体当たりです。自給自足の畜産の方はうまくいってるんですが、農業のほうが・・。
家畜は餌をやるだけなんですが、農業は、まず耕さないといけなくて、それがたいへんなんです。みんな、たいへんなことはやりたくないので・・・。昔は食べていくためにみんな農業はやってたと思うんですが、今は、お金がない中、親戚や親がなんとかキャンプの費用を捻出して、いつかお金を稼いでくれたら・・・と思っているので、農業をやらさないんですね。走ってたらいいみたいな。でも、今後、ランナーの食生活を豊かにするためにも・・簡単なじゃがいもからでも・・はじめないとと思ってます。
わか:それにしても、ケニア人ランナーって体型がやはりすごいですね。
吉野さん:足が細くて長くて・・・特にひざ下が長くて軽いのは有利ですよね。動きもダイナミックでスムーズだし、日本人は勝てません。でも、環境は恵まれてないんですね。トレーナーがいてケアをしてくれるわけではないのでほったらかしだし・・。食事の環境もよくないし・・。
わか:筋トレとかストレッチとかするんですか?
吉野さん:ストレッチはしてますね。でも、筋トレは器械がないので、トレーニングキャンプにあるところもありますが、ここは、鉄の棒に石をつけてダンベルにしたり、タイヤに紐をつけて引っ張ったりしてます。
わか:なんでも手作りですね。
わか:ケニアの今・昔・・は?
吉野さん:今、ここ7~8年でケニアは急激に近代化が進んでるんですね。昔は、裸足で走ってた子供たちも今はシューズを履いてるし、スクールバスもあったりして、子供たちのパフォーマンスの落ち方がすごいと小学校の先生が言ってます。
昔は、学校に行くのに片道5キロから10キロもあってしかも給食がないので、お昼に一度家に帰っていったい1日に何キロ走るの?って。それも普通に走るのは飽きるのでタイヤを転がしながら遊びながら走ることによって、足腰が強くなるんですね。
それがケニア人の強さの秘訣でもあったんですが・・・今後は、ちょっと心配ですね。
ただ、走る環境はいいですよ。だれでも自由に使えるトラックがあって、トップランナーと一般ランナーが一緒に走れるなんて環境は日本にはないでしょ。ケニアのランナーは一緒に走ることによって速くなる!って言ってますね。それに高地ですから。
わか:そのあたりが強さの秘訣ですね。それと生活のために走る!
吉野さん:そうですね。うちのキャンプでも賞金レースに出て、賞金を稼いで子ども3人を育てていかないといけない・・母は強しです!覚悟が違いますね。ケニアでは年収が12万円。1か月1万円あれば、食べていけるんですね。だから、中国やタイとかの大会に出て賞金を稼ぐとそこそこ生活出来るんです。中国やタイなんかの小さい大会だと、ケニアランナー、少し頑張れば優勝できますから。
わか:なるほど・・・これからもずっとケニアで・・・?
吉野さん:そうですね。トレーニングの一貫としてはだしで走ることを取り入れながら、強い選手を育てたいですね。
東京オリンピックに出てくれる選手も現れたらうれしいし・・いつか裸足で走ってくれる選手がでるといいなあ~と思います。
わか:それまで、たいへんな苦労があると思いますが、頑張ってくださいね!!
吉野さん:はい!なんといっても走りたい放題・・ランニングが大好きになる国・・ケニアですから!
ケニアでは、ほかのキャンプにも見学に行きました。そこは日本に留学する選手を輩出しています。今年、日本の大学に留学が決まってるという選手もいました。彼はこのキャンプで1番速いから、一人部屋なんだよ・・と部屋に案内してくれました。でも、ベッドと机だけの小さな部屋です。でもほかの選手はベッドだけの4人部屋。ここから抜け出すために・・切磋琢磨しながら、日本に行って日本語を勉強したい!日本で働きたい!そんな夢を語ってくれました。
決して豊かではないけれど、笑顔で夢を語ってくれるケニアのランナー・・・頑張れ!!
来週はケニアレポート~Part3 最終回~私と同じキャンプで生活をした一般市民ランナーのみなさんのケニアの感想をお届けしたいと思います!
1月7日のレッツラン~♪
あけましておめでとうございます!
2018年も「Let's Run!」よろしくおねがいいたします。
ケニアレポート~Part①
12月24日~30日まで5泊7日でケニアに行ってきました!
ナイロビ空港から車で約4時間のニャフルルという小さな町の「はだしトレーニングキャンプ」に滞在しました。
標高2,400m。^^; キロ7分で走るのが精いっぱい。歩いていてもしゃべると息が上がる。400mトラックは1周で限界。
高地のすごさを体感~!!
「はだしトレーニングキャンプ」には、ケニア人のランナーが生活しながらトレーニングをされてます。
みんなで料理を作り、洗濯をし、家畜を育てながら、朝ラン・4.5キロ先のトラックまで走って行って、本練習、また走って帰って、夕方キャンプの周りを走る・・・という生活をされてます。
シャワーは水。電気もソーラーなので、夜8時になると消える。あとは、携帯のライトでトイレに行ったり、食事したり・・・
ケニア人は暗くても平気・・なぜ?視力が「4」・・見えるんですよ!!驚きです。
庭には、ロバや牛やにわとりがうろうろしていて、豚や兎も飼っていて自給自足生活。
キャンプを1歩でても、羊やヤギや牛が普通に歩いてます。
そんな環境の中、毎日、練習を見たり、ほかのキャンプに見学に行ったり、ランナーの実家にお邪魔したりしてました。
カルチャーショックの連続ですが・・・もう楽しむしかない!開き直ったら、野生化して・・平気になりました。
乗り物と言えば、バスがあるんですが、14人乗りのバスに22人詰めこまれ、道路に信号はなく、もちろん横断歩道もなく、わたるのも命がけ^^;
バイクタクシーは4人乗りも当たり前・・・・。
でも、空が近くて、毎日、雲一つない青空が広がり、夜は星がものすごく綺麗!!
Part①は、そんなケニアに行くことを誘ってくださった中村友梨香さん(北京オリンピック女子マラソン日本代表)とのインタビューの模様と、「はだしトレーニングキャンプ」を創設された裸足ランニングの第一人者 吉野剛さんのインタビューをお届けしました!
トラックを走った後・・中村友梨香さんと。高地のすごさを実感
中村さん曰く「走りたくなる国・・・ケニア」・・納得です。
宿泊させていただいた「はだしランニングキャンプ」
向かって左はしのケニア人ランナー テレシアは、広島、世羅高校に留学し、ファイテンの実業団で走ったあと、ケニアに戻り、子ども3人のお母さん!子どもをお母さんに預けて、キャンプに参加。
賞金レースにでて、賞金を稼いで、子供を養うために走ってる!生活するために走ってるんです。
「はだしランニングキャンプ」を作った吉野剛さんと。お互いのチームTシャツを着て。
トレーニングに裸足ランニングの良さを広めていきたいという吉野さん。
なぜ、ケニア人はあんなに強いのかを知りたくて1年半前にケニアへ。
そこで見たケニア人ランナーはシューズを履いているし、子供たちも履いている。だからか・・故障やけがも多くて、コーチ陣が悩んでいた。ケニアでこそ、昔のように裸足で走ることの重要性を広める必要があるのではないか・・
また、故障してランニングキャンプを出ていく選手を一人でも減らしたい・・そんな思いで「はだしランニングキャンプ」を2016年9月にオープン。お金のないケニア人でもキャンプで生活できるように・・自給自足を目指された!
さて・・・・1年たって・・・理想通りの自給自足のランニングキャンプは順調なのか・・・ケニア人ランナーの強さの秘訣は・・
つづきは・・・・来週 Part②で! お楽しみに~~。