8月28日のレッツラン
「加圧トレーニング」に挑戦~♪
加圧トレーニングとは?
教えていただくのは、加圧トレーニングインストラクター 和泉紀雄先生
和泉先生:血流を制限してトレーニングを行うことにより、疲労物質を体にためて、脳をだましてすごいしんどい運動をしていると思わせてトレーニング効果を上げるトレーニングです。
やり方としては、ベルトを巻いて、専用ベルトにチューブが入っていますので、そこに空気圧を入れていくことにより、血流を制限します。血流を制限して体を動かすと乳酸がたまります。
昔は、疲労物質と言われた乳酸ですが、今は、糖質が脂質に変わるまでの間のエネルギーと言われてます。エネルギーをしっかりためることによって、脳に次の段階のところにいかないといけないと思わせることができるトレーニングです。
四肢の先の方に強制的に乳酸をためる=脳をだます=普段では追い込めないところで、トレーニングでしっかり追い込めるという仕組みですね。
わか:なるほど。つまり、乳酸をためようと思ったら、長い時間、走ったり、動いたり、筋トレしたりしないといけないのが、ベルトを巻くことによって、早く乳酸がたまり、しかも追い込んだトレーニングができるということですね。
和泉先生:そういうことですね。そして、成長ホルモンの分泌量が普段の290倍でた!というデータもありますので、成長ホルモンが大量にでることによっての効果が6つあります。
1:ダイエット・・・脂肪の燃えやすい体になり、太りにくくなる。
2:血行がよくなる・・・新陳代謝が活発になる。
3:怪我からの早期回復
4:筋力アップ
5:諸症状の改善・・冷え性や肩こりなどが改善する。
6:若返り・美肌効果
わか:いいことばかりじゃないですか!!^^
私の場合、左右のバランスの悪さ、上半身の筋力のなさ、果てしなく絶望的な腹筋のなさ・・が明らかになりました!
そこで・・・「福知山マラソン」までの3か月間。
加圧トレーニングみっちりやって・・・「福知山マラソン」でサブ4~目指そう!!と思います。
*途中経過報告は、「若林順子」のfacebookでご報告します!!さあ~~~頑張ろう~~!!
8月21日のレッツラン
リオディジャネイロ・パラリンピック~日本代表 和田伸也さん~♪
9月7日~18日まで・・いよいよ パラリンピックが開催されます!
「レッツラン」でも度々ご登場いただく「わだっち」こと和田伸也さんが ロンドンパラリンピックに続いて、リオも 1,500m 5,000m マラソン 3種目で出場されます。
8月の北海道での合宿も順調に終了し・・あとは、出発を待つばかり!
その和田選手に・・インタビュー!!
わか:調子はいかがですか?
和田さん:いい感じで練習ができてます。故障もないですし・・。
わか:ロンドンから4年、あっという間でした?
和田さん:そうですね。4年の間にもいろいろ世界大会がありましたので、大会に出場しているうちに経ったという感じです。
わか:4年間で1番の感動は?
和田さん:やはり、アジア大会の3冠。3種目での金メダルですね。
わか:そのあたりから・・・リオに向けてもテンションあがりました?
和田さん:そうですね。
わか:狙うのは?もちろん、ロンドンよりもいい色のメダルですよね?
和田さん:ロンドンパラリンピックは 5,000mで銅メダルでしたので、もう一ついい色を目指してきます!
特に今回は、1番最初に5,000mがあるので・・・。
わか:日程は?
和田さん:8日 5,000m決勝 11日 1,500m予選 18日 マラソンです。
わか:長いですね~~!最初から最後まで?
和田さん:滞在期間長いですね。
わか:体調に気を付けてぜひ、全力を出し切ってきてくださいね。
和田さん:4年間、がんばって練習してきました。たくさんの人に伴走していただきました。
4年前より強く、たくましくなったと思います。もちろん他の選手も同じように強くなってると思いますが(笑) 本当にたくさんの人にロープを持っていただき、今日まできました。みなさんに御恩返しするつもりで、一生懸命闘ってきます!そして、必ず・・・いい色のメダルを獲ってきます!!
わか:今年の「別府大分毎日マラソン」での激走で手に入れた「マラソン」代表・・大好きなマラソンで、そして、得意な5,000mで・・・ぜひ大暴れしてきてください!!
和田伸也選手~~ファイト~~!
8月14日のレッツラン
2020年「東京オリンピック」男子マラソン~メダル目指して・・・独立された八木勇樹さん
2016年8月14日のレッツラン
「リオオリンピック」の真っ最中ですが、旭化成を6月30日に退社されて、7月1日に八木プロジェクトを設立。
「株式会社OFFICE YAGI」の代表取締役兼マラソンランナー・・そして、同時に「YAGI RUNNING TEAM」も発足された八木さんにインタビュー!!
わか:どうして独立されたんですか?
八木さん:やはり、真剣に「東京オリンピック」の男子マラソンで世界と戦える選手になるために・・ですね。今、自分に必要なものは何か、足りないものは何か・・自分自身の殻を破るためにも、東京までの4年間にすべてを懸けないと目標は達成できないと思い、独立を決意しました。
わか:旭化成をやめるのに・・さみしさは?
八木さん:一緒にがんばってきた仲間と離れること、また伝統のあるクラブから出ることは、勇気がいりましたが、その分、これから、頑張っていかないとと、決意新たにしました。
わか:独立されて、心境に変化は?
八木さん:中学生の頃・・・陸上を始めたころの気持ち・・陸上が好き!という純粋な気持ちに戻れたような気がします。
わか:今、月間どれくらい走ってらっしゃるんですか?
八木さん:今は、スポンサー探しやいろいろな準備で月間700キロぐらいですね!
わか:えっ!!そんなに???
八木さん:マラソンで狙おうと思ったら、まだまだ足らないですよ。(笑)
これから、落ち着いたら、きちんとメニューをこなして、しっかり走れるようにしていきたいです。
わか:「RUNNING TEAM」はどんな感じですか?
八木さん:まだ2~3回の練習会ですが、土曜日は遠く静岡から参加くださる方もいて、トップアスリートのノウハウを市民ランナーに提供して、自分の競技力の向上とともに、市民ランナーのサポートをしながら、陸上界を盛り上げていきたいと思ってます。
わか:今、「リオオリンピック」開催中ですが、もちろん、興味ありますよね?
八木さん:後輩がトラックの1万mや5,000mに出場するので、一人ではなく、みんなで集まって、それこそ、市民ランナーさんに後輩を応援してほしいですね。
わか:大いに刺激をいただいて、次の舞台「東京オリンピック」では、ぜひ表彰台に上がってくださいね!
この4年間、ものすごく大切な時だと思いますが、頑張ってください!!
八木さん:ぜひ、皆さんの応援よろしくお願いします。
*さて、八木さんがさっそく大会を開催されます。
2016年9月10日(土)東京 世田谷にて
「第1回YRTランナーズフェイスティバル」 3,000mと5,000mの大会・・・
詳細は、HPかfacebookにて・・・ 生の八木さんに会いに行きましょう~~!!
8月7日のレッツラン
テーマ:「ドーピング」
ゲスト:野田晴彦先生(スポーツドクター/ドーピングコントロールオフィサー第一人者)
野田先生:ドーピング検査は、1964年の「東京オリンピック」がドーピング検査をしなかった最後のオリンピックで次の1968年「メキシコオリンピック」から禁止薬物リストが作成されて、ドーピング検査が実施されるようになったんですよ。
わか:そうなんですか!でも、毎回、ドーピング問題っておきますよね。そもそも、ドーピングとは・・から教えてください。
野田先生:一言でいうと、不正な手段で自分の体を改造して、ズルをしてでも勝ちたいというスポーツ界では禁止されなくてはいけない行為だと考えてます。医学的には、自分の健康を顧みず、そのときのパフォーマンスを上げる、あるいは身体を不正に改造する、そういう面での違反ですね。
わか:なぜいけないのか?というと・・
野田先生:これはやはり、危険だということと、正々堂々と戦っている人達に失礼であり、公正に欠くということで、きちっとルールでコントロールしないといけないということですね。何でもありとなると、それはスポーツではなくて、「喧嘩」だと言われるでしょう。
わか:では、検査はどのように?
野田先生:主に尿検査、一部、血液検査が行われます。尿検査の方が、選手に負担をかけないで済むというのと、体の中の物質は尿の中に多少なりとも必ず、出てきますので、待てば検査が出来るという点。
ただ、ホルモン関係のものは血液を採って、さっと検査した方がはっきりするし、違反をしていたらそれに対する検査の抑止力が強いので、尿検査と血液検査の両輪があると考えていただければいいです。
わか:検査はいつ?どのタイミングで?
野田先生:「公正」という点で考えるといつ、どこのタイミングで行われてもいい、と競技者は覚悟していなければならないです。ただ、24時間常に・・ということではなくて、普通は 今日、この時間なら来ていただいても検査に協力できますよ。。と行動計画とともに提出しておくというのが原則になってます。
わか:レース終わったあと・・と決まってるわけでもないんですね?
野田先生:検査のタイプにも2種類あって、競技会の時に一時的に興奮薬などを使っていることをチェックすることを目的に競技会のあとに行われるのと、あと、体の不正な改造ですね。トレーニング期間に禁止薬物などを使っているかもしれないということで、普段の日に予告なしに検査を受けることがある場合とその2パターンがあります。
わか:それで、陽性となるとダメなんですね。
野田先生:検査はA検体とB検体 両方ととられてまして、正確には、A検体に異常があれば、A検体異常所見・・となります。その時は、「この結果は、あなたは説明できますか?」とまだ公表されないで、選手に知らされます。もし、違反をその場で認めれば違反手続きが進められていきますし、そうではないはずだ!となれば今度はB検体を公正に検査しましょうという手続きになります。
わか:違反が確定したら どうなるんですか?
野田先生:成績抹消、あるいは過去にさかのぼって、処罰が検討される。あるいは、出場禁止期間が
違反の重さによって、短ければ、何か月・・何年・・あるいは永久に・・となります。
わか:ではどんな物質が禁止されてて、どんなものに含まれてるんですか?
野田先生:風邪薬に入ってる興奮薬ですね。普通の風邪薬にはほとんど入ってますから要注意です。
わか:痛み止めは?
野田先生:市販の痛み止めはほとんど問題ありません。便秘の薬や痔の薬は一部入ってるのもありますから、成分を見てください。アンチ・ドーピング機構などが使える薬、使えない薬としてリストにして冊子にして出してますので、まずそこをチェックしてください。またサプリメントは、中身がチェックしきれないものがありますので、禁止物質が紛れ込んでる場合もありますので、中身がはっきりしていて信頼できるものを選んでください。
わか:私たち市民ランナーは ドーピング検査をすることはほとんどの方はないと思いますが、それでも、やはり自分の体にために、過剰に薬を飲むのはよくないということですね。
野田先生:風邪を引いてる市民ランナーに「風邪薬を飲むな」とは言えませんが・・・。医者として、風邪薬を飲んでまでレースには出ないほうがいいですよ!と言いたいですね。
わか:なるほど・・その通りですね。ありがとうございました。
はじまりましたリオオリンピック・・。ドーピング問題が起こりませんように。。!!