4月26日のレッツラン~♪
【自宅チャレンジシリーズ第2弾!!】
アドべンチャーランナーの北田雄夫さんが「階段エベレストチャレンジ」
何回かのステージに分けてエベレスト8848mに登頂する!?というものです。
すでに第2ステージまで終了・・・
早速 北田さんにお聞きしました~~。
わか:どこからこういう発想が?
北田さん:もともと5月にヒマラヤ850キロというレースに出る予定だったんですが、レースがコロナの影響で中止になってしまって、すごく落ち込んだんですね。で、それにかわるなにかをやってやろうじゃないか!!って思って、自宅でエベレストに登ってやろうと!高さを積み重ねていって、エベレストぐらいまで登ろうというチャレンジです。
わか:第1ステージは3月29日「階段エベレストチャレンジ」
北田さん:マンションの誰も通らない外階段を使って、1階分 上ったり下りたり、6時間37分で1300往復して 富士山登頂の高さまで行きました。3776mですね。
わか:どうやって数えたんですか?
北田さん:通行人を数えるカウンターというのがあるじゃないですか、それを使いました。でも、途中からわからなくなってきて、景色も全く変わらないし、タフでしたね。
わか:きつそ~~。そして、第2ステージは4月5日 やり方が変わるんですね。
北田さん:第1ステージ終わってふと思ったんですよ。富士山なのに、酸素が薄くならない、山のはずなのに、風がない。
そこで、バフを顔に巻いて、呼吸しずらくして、扇風機を回して風を起こす。それだと、外ではできないので、部屋の中で、ブロックを2段積み重ねて踏み台を手作りして、第2ステージは「踏み台昇降編」にしました。
ブロックの高さは20㎝、6時間21分かかって、6500回 高さにして1300mでした。
同じぐらいの時間かけて、階段は3000m超えたのに、これは1300mって、ちょっと・・・
わか:きつい割には、結果が・・ですね。><
第1ステージ、第2ステージ・・どっちがつらかったですか?
北田さん:どっちもつらかったですねー。どっちも景色が変わらないし・・・
わか:今まで世界でこれ以上ないというような過酷なレースにでてらっしゃるんですが、そのレースと比べてはどうですか?
北田さん:こっちのほうがきついですね。単純なことを刺激のない中、やり続ける辛さ!こんなにきついとは。
わか:さて、エベレストまで残り3772m どうします?
北田さん:できたら次の第3ステージ あと1ステージでいきたいところなんですが、内容は模索中です。
より体に負荷をかけるとか、かなあ~~?
今回やってみて、わかったこと!体、特に膝裏がパンパンになりました。そして、メンタル強くなりましたね~~(笑)めちゃめちゃメンタルのトレーニングになりました。自分と向き合うしかなかったので。いかに向き合うか!!
わか:コロナが終息して、また世界のレースに出場される時、メンタルはばっちりですね!!
北田さん:そうだと思いたいですね。(笑)
わか:こういうチャレンジはなかなか普通の人にはできないことですので、元気もらえました。
ぜひ、次のステージで完結してくださいね!がんばってください!!
ありがとうございました!!
こんなすごいことは訓練されてる北田さんしかできないことですが、でも家の中でも工夫次第でいろんなことができますよ!隣近所に迷惑をかけない程度にいろんなことに自分なりのチャレンジしませんか?
「こんなチャレンジしましたよ~~」というみなさんからの報告!メールでお待ちしています!!
4月19日のレッツラン~♪
テーマ「免疫力を高める食事」
ゲスト:岡田あき子さん(管理栄養士・サブ3ランナー・専門学校の講師・大学のスポーツクラブの栄養スタッフ)
わか:今、コロナウィルスに勝つための一つとして、免疫力を高めましょう!といわれてますが、高めるためには、適度な運動、しっかり睡眠をとる、入浴で体を温める、思いっきり笑う!!とかもいわれてますが、栄養バランスのとれた食事も重要な要素ですよね。そこで、免疫力を高める食事をテーマにお聞きしたいと思います。
ずばり、免疫力を高めるためには・・・?
岡田さん:腸内環境を良い状態に整えることです。腸内には、善玉菌(人に良い影響を与える)2割、悪玉菌(反対に悪い影響を与える)1割、日和見菌(優勢な方になびいて働く)7割といわれてます。善玉菌を優位にすることが免疫力を維持することにつながります。
善玉菌を増やすための食べ物は・・・発酵食品やオリゴ糖
発酵食品は、味噌、納豆、ヨーグルト、キムチなど オリゴ糖は、玉ねぎ、キャベツ、ゴボウ、にんにく、アスパラガスなどがありますが、これらの食品は善玉菌の餌になるものなので積極的にとることをお勧めします。
また、悪玉菌を減らすには、食物繊維をしっかりとることです。野菜、海藻、炭水化物のお米など・・・ですが、こういうものを取ると腸の中をお掃除してくれるんです。それで悪玉菌が減ります。
また、食べ方としては偏った食べ方はNGです。おすすめは、ごはん+味噌汁+おかずといった定食型ですね。
特に、豚汁は具もたくさん入ってますし、体をあたためてくれるのでいいですね。そして、味噌は発酵食品の代表で胃腸の粘膜を保護する役割もしてくれるし、善玉菌の材料にもなるので、一日に1杯は味噌汁をとってほしいですね。
特に内臓が弱ってる場合は、体をあたためてくれるし、いろんな食材によって栄養素もたくさんとれますのでいいですね。
ごはんと豚汁
わか:内臓を温めるというのは、免疫力アップにいいんですよね?
岡田さん:はい、内臓があたたかくなると免疫を高めてくれます。私は、お味噌汁にすりおろした生姜を入れてますが、さらにいいですよ。平熱が低い人は特に、温めたほうがいいですね。平熱は36.5度がめやすです。それより低くなると免疫も低くなるといわれてます。
わか:私、低いです。35度ぐらいですが・・・原因ありますか?
岡田さん:おそらく、ごはんの量が少ないと思われますね。
わか:ごはん・・お米ですか?私、ほとんど食べないです。><
岡田さん:ごはんは大切なエネルギー源です。燃やす材料がないと平熱も低くなります。ごはんを食べると太ると思う人は、雑穀をプラスすると血糖値のあがりをおさえることもできますし、大切なエネルギー源ですので、ランナーこそ、必要、しっかり食べていただきたいですね。
わか:ランナーの話題がでましたが、今、自宅でトレーニングしたり、一人ランされてる人もいるかと思いますが、運動をしたあとは特に・・これをプラスしたほうがいいというのはありますか?
岡田さん:走った分だけエネルギーはしっかり使ってるので、ごはんもその分、多めにとりましょう!
疲労回復にはビタミンC、ブロッコリーやじゃがいも、柑橘系のフルーツもいいですね。
また、粘膜を健康に保つために、ベータカロテンを含む緑黄色野菜も積極的にとってください。
わか:1日に1回は ごはんとお味噌汁 そしておかずには肉だけじゃなく、魚、卵、大豆・・・とバランスよく。
運動した日は、ごはんも多め、ビタミンCと緑黄色野菜をプラス!!ですね。
ありがとうございました!!
後日談・・・平熱が35度だった私、1日1回、ごはんとお味噌汁をなるべく取るようにしたら、なんと、平熱が35度後半から36度になりましたよ~~~!!
もちろん、適度な運動も、お風呂にも入ってますし、しっかり睡眠もとってますから、食事だけではないですが、腸内環境を整える!食事、みなさんも見直してみてくださいね!
4月12日のレッツラン~♪
日本人初~ベランダでフルマラソン完走!!
栗原正明さん(山梨県北杜市在住/プロアスリート・昨年のトライアスロンアジア大会 年代別優勝者)
一戸建鉄筋コンクリートの自宅の2階ベランダで 1周約30mを1407周~42.21キロ 6時間2分23秒で完走!!
4月4日(土)朝8時05分スタート・・・1時間に1度5分間、ネットでライブ中継しながらもくもくと走られました。
レッツランでは、そのライブの模様をダイジェストでお届けした後、栗原さんに電話インタビューしました!!
わか:完走おめでとうございます。できた足の豆は大丈夫ですか?
栗原さん:はい意外とでっかくならなくて問題なかったんですが、それより筋肉痛がひどかったです。
わか:どうしてベランダマラソンに挑戦しようと思われたんですか?
栗原さん:僕、普段、プロのアスリートとして大会にでて勝ったり活躍したり・・というのをみなさんに見ていただいてるんですが、4月に入ってエントリーしていた大会がすべてキャンセルになって、、、じゃ、自分でイベント立てて、自ら輝く舞台を用意してやってみようかなと、2日前に思いついて、すぐにwebでページ作って前日に協賛していただく営業活動をして・・・という感じでした。
わか:栗原さんのフルマラソンのベストは?
栗原さん:2時間40分台です。
わか:その栗原さんが6時間はきついでしょう?
栗原さん:おっしゃる通り(笑)動いてる時間がとてつもなく長くて、スピードも普段のジョギングより遅いので足の裏の負担が相当でした。
わか:ほかに予想外にきつかったことは?
栗原さん:ライブ中継が終わって、4~50分すごく孤独感に襲われて・・やたら時計みましたね。(笑)
10周ごとに〇をつけた周回表
わか:終わってから反響はいかがでした?
黒原さん:すごかったです。山梨のテレビも取材にきてくださり、新聞記者も来られて、翌日のスポーツ欄に載せていただきました。これはエンタメ感バツグンだと思ったんですが、スポーツ欄に載せていただき光栄です。影響ものすごかったです。
わか:伝えたかったことはなんですか?
栗原さん:1407周・とてつもない距離ですが、でも一つ一つの積み重ねていくと、どんな薄っぺらいものでも届くんだな・・と。積み重ねの大切さを実感しました。
わか:こんな時だからこそ、できる範囲で楽しむことって大事ですよね。
やってみてよかったですか?
栗原さん:間違いないです。ネガティブなニュースが多い中、「おまえみたいな馬鹿なことをやってるのをみて元気になったよ」という声をいただいて、それがなにより嬉しかったし、やってよかったと思います。それが僕の存在価値かなと思います。これからも今できる範囲で最大限に活動しようと思います。
わか:一日も早く、ベランダではなくてロードをみんなで楽しく走れる日が来るといいですね。
これからもプロアスリートとして、みんなに元気や勇気を発信する存在として頑張ってください。
ありがとうございました!!
栗原さん、行動力もすごいですが、電話の声からもいっぱい元気をいただきました。
そしてなにより・・・精神力がすごいな~~って思いました。
さあ~~元気をもらったみなさん!今できること!探しましょう!!前向きに!!
4月5日のレッツラン~♪
「東京メトロ女子駅伝部」2020年4月1日創部~スタート!!
監督は、志水見千子さん・・・京丹後市網野町出身 網野高校卒業後、小出監督率いる「リクルート」に入社
アトランタオリンピック5000m4位 シドニーオリンピックも日本代表
マネージャーに、前田浩実さん・・同じくリクルート出身
向かって右側が志水監督
そして・・お二人とも、以前「レッツラン」にご出演いただいたことがあり・・・ご縁のあるお二人、ぜひぜひ、取材をさせていただきたい~!と東京でお会いしてきました。(3月31日に取材)
わか:いよいよですね~~!今の心境は?
志水監督:出発進行な感じでスムーズに出発したいと思ってます。ワクワクですね。
わか:監督になられたいきさつは?
志水監督:お話しをいただいたとき、ちょうどやってもいいかな~という気持ちの時でタイミングがあったんですね。
そのころ、市民ランナーを指導してまして、子どももまだ2歳になるかならないかという小さなときでそんなに動かない時だったので・・・今となってはたいへんです。(笑)
わか:京都産業大学陸上部の女子長距離のコーチもされてましたし、いずれは実業団の監督にっていう思いはありました?
志水監督:いえ、監督になろうとは思ってなかったですね。京都産業大学の時は、自分の経験してきたことが即返せるな~と思って大学生とふれあって1回終わったので、じゃ~~実業団!という頭はなかったです。
わか:では説得されましたね~~(笑)でも夢があっていいですよね。
志水監督:そうですね。会社の方もスタッフを含め、バックアップしてくださるし、やりやすいように人を集めて下さって、不安な気持ちはないですね。
わか:選手はまずは4名でスタートですね。この4名は監督が集めてこられたんですか?そして、どのように育てていきたいですか?
志水監督:走りを見て、伸びしろのある子たちに来ていただきました。パワーで走る子もいれば、スムーズにすっと走る子もいて持ち味を生かしてあげたいです。性格ものんびりしている子、強気な子もいますが、性格を生かしてうまく育てていきながらレースをしていったらおもしろいと思ってます。
わか:もうコミュニケーションもばっちりですか?
志水監督:どうでしょう?そう思ってるんですが、一方通行かもしれません(笑)
わか:練習場所はどちらですか?
志水監督:都内なので大きな公園を求めてやっていこうと思います。今、実際に足を運んで見つけてます。
芝生があるのは砧公園かな・・・とか、距離をふみたいときはジョギングコースがあるところが走りやすいかな?とか。
メニューによって使い分けをさせてもらってます。
わか:このあたりはどうなんですか?
志水監督:よく小出監督が「練習場所がないというのは言い訳なんだよ。走ろうと思えばどこでも走れるんだよ」とおっしゃってたので、周りにある環境でがんばってみようと思います。
わか:小出監督のお話しがでましたが、小出監督に指導をうけられていて、小出監督の指導方法で参考にされるところはありますか?
志水監督:小出監督は・・量は抜群だったんですけど、それを生かすとつぶしてしまうので(笑)そこらへんは微調整しつつ、残したい部分は残していきたいと思います。
わか:どの部分を残したいですか?
志水監督:監督の適当なところ!(笑)時間をきちきち決めるというよりも自分も遅れてきたりするんですが、その中でそれを理由にせずに走る。何を食べても走る状態であること。その「おおらかさ」は今の時代、必要かなって思います。
すべてを科学で解決してしまう現代、こまかくやるタイプではなかったので、私ものびのびと育ててあげたいです。
わか:なるほど・・・と言いつつも、東京大学スポーツ先端科学研究所ともコラボされる部分もあって・・
志水監督:女性特有の生理があっても生理痛のことや生理がなくなっても困りますので、きつい練習をしても安定して生活できるようにその点は科学の力をお借りして・・と思ってます。
わか:そういう部分でも女子にとっては女性の監督はいいですよね。
志水監督:結果をださないといけないですけど・・ね。^^
わか:結果でいいますと、目標は?
志水監督:近い未来 オリンピック選手をだしたいと思ってます。そして、駅伝部ですから、個々が強くなってそれがチーム力としてテストみたいな感じで駅伝を走れたらって思ってます。
まず、プリンセス駅伝は2期生が入ってメンバーがそろったらでたいですね。
わか:そして、次はクィーンズ駅伝ですね。
志水監督:盛り上げたいですね。
わか:目標は大きく!!
志水監督:優勝めざしてがんばります!
わか:そのためにもチーム一丸となって・・というところで、リクルート時代の先輩の前田浩実さんがマネージャーにいらっしゃるのは心強いですよね。
志水監督:そうなんです。前田先輩は私がリクルートに入社してすぐずっとお世話になっていて、みんなのおかあさんのような存在だったんです。また、大きなメンバーを抱えてみんなのおかあさんになってほしいです。
わか:では!!みんなのおかあさん!前田さん・・今のお気持ちは?
前田さん:マネージャーということでスタートするチームにかかわらせていただいて光栄に思ってます。はじめて会った選手がほんとにかわいくて・・家に帰るとかわいいんだよ~~かわいいんだよ~と毎日言ってます。(笑)
競技が始まったら、競技に専念できるように生活の方をサポートしていきたいと思ってます。監督もスタッフも一生懸命やってますので、私は寮母みたいな感じで生活環境のサポートができればと思います。
わか:走れるマネージャーですもんね。
前田さん:いえいえ、今はもうそんなに走れないですが・・・(笑)監督と選手の橋渡し的なことができればいいなと、思います。ちょっとしたことでも伝えてあげられるような・・。
わか:3年前にKBS京都でインタビューさせていただいたときは、ちょうど、1月の都道府県対抗女子駅伝のときでしたよね。
前田さん:そうなんです。それであのときは長野県のチームの応援に来てたんですが、長野県チームの8区を走って区間賞を取ったのが、入社してくる高松いずみさんなんです。同郷だからっていうわけじゃありませんが、ご縁を感じてます。
わか:え~~そうだったんですか!ご本人に言いました?
前田さん:言いましたよ~。本人はぽか~んとしてましたが・・・一方通行みたいですが・・・
わか:選手は必死に走ってますもんね~~。(笑)
前田さん:でも3年前に京都で会ったのにまたかかわらせていただけることが嬉しいですね。ちょっとづつ、みんなの個性もわかるようになってきました。
わか:スタッフも選手も監督も・・・いい感じですね。では最後に志水監督からメッセージを!
志水監督:東京メトロは東京にしかないんですが、私は京都生まれですし、一人でも多くの声援を送っていただき応援してもらえたらって思います。宜しくお願いします。
わか:アドバイザーには同じくリクルート出身の鈴木博美さんがいらっしゃって、もうがっつりですね!!
オリンピック選手の誕生、そして クィーンズ駅伝優勝めざしてスタートした「東京メトロ女子駅伝部」
これからの活躍が楽しみです。ぜひぜひ!がんばってください!そして、みなさんも注目していてくださいね!
お忙しいスタート前日にお時間とっていただきまして、ありがとうございました!!