10月27日のレッツラン~♪
アドベンチャーランナー 北田雄夫さん ゲスト~♪
前回、日本人初7大陸走破~ということでお話をお伺いしたんですが、そのときはスケールが壮大すぎて・・ただただ驚くばかり、感動するばかり・・という想像もつかない世界の話でした。
今回は「近畿縦断」です・・・・えっ?もしかしたら・・・・がんばったらできるかも?と思う人もいるかもしれない・・そんな思いでまたまた
怖いもの見たさ、聞きたさ・・で、お話をお伺いしました!
わか:今回はまたどうして近畿縦断を?
北田さん:以前、海外で走った海から海まで走る縦断ラン・・というのにロマンを感じて・・・私は関西に住んでいるので、近畿の下から上までを縦断したくなり、和歌山の本州最南端串本から和歌山海岸沿いを北上し、京丹後市の経ケ岬まで414㎞、8日間でチャレンジしました。長い距離の練習もしたかったし・・大阪城でぐるぐる回るのはしんどいですからね。(笑)
わか:近畿縦断は北田さんにとったらちっちゃい冒険ですか?(笑)
スタートの串本
北田さん:いえいえ。ちょうど9月10日~17日はいったん涼しくなってまた暑さがぶり返した時で、とにかく暑さにやられました。
一日60キロぐらい走り、夜は寝るというステージレースのような感じで行きましたが、一日目の夜にすでに暑くて眠れなくて、睡眠が1時間ぐらい・・しかもコンビニとかで食料を調達して食べようとしたんですが、食べられなくなり・・・
わか:え~~眠れない、食べられないって・・・あんなに大変な冒険をいっぱいされてる北田さんでもそんなことになるんですか?
北田さん:暑さが半端なかったですね。熱中症みたいになって、4日間~5日間ぐらいまではほとんど食べられず、体重も3㎞落ちました。
わか:でも復活はされたんですよね?ここに元気にいらっしゃるんで・・・
北田さん:しましたね。6日目ぐらいに。涼しくなった夜は少しづつ元気になっていって・・。
わか:でも8日間のうち6日間もきつかったって・・・感動したことは?
北田さん:感動はゴールですね。海だ~~!と思いました。
ゴールの経ケ岬
わか:途中いやにはならなかったんですか?
北田さん:ならなかったですよ。ヒッチハイクしている人たちがいて、うらやましいなあ~とは思ったりしましたが。
とにかく和歌山が広くて、長くて・・・(笑)一人でさみしいな~とも思いますが、レースでも一人ですから、これも訓練と思えば。
わか:やはり「足」で行くのがいいんですか?
北田さん:そうですね。車や電車では発見できないことにも遭遇するし、面白い出会いもありますし・・・・それと、みんなの反響がよかったんですよ。これから縦断シリーズをやろうかな~~と思いますね。
わか:日数を増やして、ゆっくりならやってみたいなっていう人も増えるかもしれませんね。
でも北田さんは次 またすごい冒険に出発ですね。
北田さん:11月4日から22日まで「サハラ砂漠1000㎞」のレースにでます。これ第1回で日本人は私だけなんです。
わか:また重いリュックを背負って、走るんですよね。
北田さん:4キロぐらいかな?今、食材の準備などをしています。
わか:第1回って何が起こるかわからないし、気を付けて行ってきてくださいね。
北田さん:日本人初・・というのも魅力ですし、まだまだ、すごいレースが世界にはいっぱいあるので、チャレンジ続けたいと思います。
わか:私たちには想像もつかない冒険。でも北田さんのチャレンジにドキドキさせていただいてます。
「頑張ってください」なんて軽々しく言えないですが・・どうぞご無事で帰ってきてくださいね!!
またたっぷり時間をとって・・ご報告をお聞きするのを楽しみにしています。
10月20日のレッツラン~♪
「第31回出雲全日本大学選抜駅伝競走」2019年10月14日(体育の日)~開催!!
学生3大駅伝の一つ、「出雲駅伝」が開催されました。
関西の大学が出場できるのは、この出雲と伊勢路を走る全日本の2本です!!
昨年は「立命館大学」が7位入賞して・・関西が大いに沸きました!
今年も、打倒!!関東勢~!ということで更なる上を目指して、練習に取り組んでる立命館大学陸上部に密着取材させていただきました。
まずは、10月9日(水)南草津キャンパスのトラックで最終練習を終えたみなさんの様子を見てきました。
1区の高畑くん・・・1区でいい流れをつくってチームを優勝にもっていきたい!
2区の前川くん・・・チームにいい流れをつくって後ろの人に楽してもらえるように!
3区の今井くん・・・3区でトップをとらないと優勝は厳しいので区間賞をとってチームを優勝に導きたい!
4区の山田くん・・・レースは速めに入って粘れるように!区間賞狙います!
5区の岡田くん・・・区間賞ねらって力走したい!
6区の吉岡くん・・去年もアンカーで入賞できたので、最後まで全力で走り、優勝めざして頑張ります!
みなさん、故障もなく、いい調子のようでした。
そして当日・・・私も会場に行きました!
スタート・・・1区の選手の名前が紹介され、いよいよスタート!!
*駅伝結果は、アンカー勝負の逆転劇という大混戦となりましたが、立命館も6位争いをしたり、順位を上げていくたびに映像にも流れ・・・過去最高順位の6位入賞でフィニッシュでした!!
祝♡6位入賞!おめでとうございます。
表彰式のあと、選手みんなの声もインタビューしました!
1区の高畑祐樹くん(6位)・・・もっといい位置でタスキを渡したかったので、悔しい思いでいっぱいですが・・・全日本ではシードを取りに行きます。
2区の前川紘導くん(10位)・・・順位を落としてしまいました・・雨で路面がぬれていて、蹴って走るタイプなので滑ってしまって・・6位はみんなのおかげです。よかった。
3区の今井崇人くん(9位)・・・区間が8位だったので、満足していません。悔しいです。全日本で頑張ります。
4区の山田真生くん(7位)・・・頑張りました。前が見えていたのでとにかく前へ前へと。でも結果には満足していませんし、また頑張ります。
5区の岡田浩平くん(7位)・・・6位になってそのままキープしたかったんですが、抜かれたのが区間新の帝京なんで・・。でもなとか7位で渡せてよかったです。
6区の吉岡遼人くん(6位)・・・7位でもらったとき、とにかく順位を上げたいと思いました。なんとか6位で昨年よりもタイムがよかったのでその点はいいんですが・・・満足はしていません。来年は4回生。ラスト優勝で飾りたいと思います。
表彰式で6位表彰される今井くんと高畑くん
みなさんの目標は「優勝」・・だから、悔しい思いのほうが強かったようですが、だからこそ・・次につながるんですよね。
高尾コーチは「よくがんばったと思います!」
山菅監督は「最高順位よりも上をめざしてましたので残念ですが、でもみんながんばってくれたと思います。応援ありがとうございました!」
打倒!関東!!をめざし、高い目標を掲げてひたむきに頑張る姿、強い気持ちが全面にあふれる走り・・・
密着させていただいて、感動を一杯ありがとうございました!! みんな かっこいいわ~~!!
次は「全日本大学駅伝」 11月3日・・・またみなさんの魂の走り!!期待しています!
10月13日のレッツラン~♪
「丹後100㎞ウルトラマラソン」~TIーTAN(タイタン)達成者にインタビュー!!
*タイタン:丹後100㎞ウルトラマラソンで100㎞を10回完走した人に与えられる称号!!
今年タイタン達成されました岡村ひろ子さん(京都市在住)
丹後ウルトラ会場にて
わか:タイタン達成おめでとうございます!!ゴールの瞬間はどんな気持ちでした?
岡村さん:ほっとしました。2017年が10回目でタイタン達成の年だったんですが、台風で中止になって、その後、悪性リンパ腫の病気になって、抗がん剤の点滴もうってまして、髪の毛も全部抜けてしまったんですね。その後、ちょうど髪の毛も生えてきたころが昨年の丹後の時で、チャレンジしようかなっと思って昨年出たんですが、気持ちがついていけずに途中でリタイアしてしまって、3年かかったので、うれしい!というよりもほっとした気持ちのほうが強かったですね。3年間走ってなかったので。
わか:大病を患ってらっしゃって、病魔を闘ってらっしゃって、復活したからじゃ100キロ走ろう!ってなるんですか?(驚)
岡村さん:毎年行ってたんで、走れるかなって思ったんですけどね・・・。無理でした。1年間は前向きになれなかったですね。
わか:でもまた走ろう!タイタンめざそう!を思われたのは?
岡村さん:薬の副作用がなくなってきて、それまでしんどかったのが楽に走れるようになってきて、身体が戻ってきたんですね。日常の生活が普通にもどってきたので、また、走りたいな!という気持ちになれました!
わか:普通の生活に戻れたから100キロ走ろう!!っていうのが、さすが岡村さん!すごいなって思うんですが。
タイタン達成に何年かかりました?
岡村さん:最初の2回は60キロに出てましたので、15年ですね。
わか:私、覚えてますよ。最初の頃、100キロ入賞されてましたよね。
岡村さん:最初の頃は、フルマラソンも頑張ってたのでその延長での100キロでしたから、2.5キロごとにタイムを測って、タイムにもこだわって走ってましたね。
わか:15年の中で1番想い出に残ってるのはどの大会ですか?
岡村さん:5年ぐらい前、次男が大学生で自転車で日本縦断をしていて、北海道で達成したあと、フェリーで舞鶴まで帰ってくる日がちょうど丹後の日で、じゃ、丹後で合流しましょう!と約束していて。80キロのとき、8時間だったんです。あと20キロ頑張って走ったらサブ10できるな!と思って、彼も頑張ったんだから私も・・・とそこから頑張って走って9時間55分ぐらいでサブ10でゴールできたんですね。その日はうれしい晩御飯になりました。
わか:息子さんはゴールに?
岡村さん:いえ、ホテルで待ってました!(笑)
わか:え~~応援には来なかったですね~~。
岡村さん:彼にとってはサブ10とか、ウルトラとかはわからない分野なので。(笑) 私の中でうれしかった思い出です。
わか:では逆につらかった年は?もちろんリタイアが1番つらかったと思いますが・・・
岡村さん:最初に100キロ走った時がつらかったですね。かつて経験したことのない距離でしたし・・・。その時、60キロで知り合いのウルトラの女王と言われてる人が肉離れして椅子に座ってらっしゃったんです。でもそのまま足を引きづりながら残り40キロ走られて・・私ずっと後姿見ながら、抜けなかったんですね。
わか:すごい精神力ですよね。
岡村さん:ウルトラってすごいな~と思いましたね。40キロずっと後姿見ながら走ってたのがとっても印象に残ってます。
わか:そういうすごい人との出会いもウルトラならではですね。
岡村さん:私は毎年15年間、同じ宿に泊まってるんですが、親戚の家に行くみたいに楽しいし、そこに全国から同じメンバーが毎年泊まるようになって、レース前日はみんなでウルトラ談義をするんです。それも楽しいです。
わか:いいですね~~年に1回集まる仲間ですね。
岡村さん:その中には、年間50レースも出てるつわものもいて、刺激になって楽しいですね。
わか:ではいろんな意味で丹後は毎年行かないといけない大会ですね(笑)
岡村さん:そうですね。1年に一度の慰安旅行ですね。(笑)
わか:年に1度の慰安旅行で100キロ走るって!!普通じゃないと思いますが・・(笑)。そのためにも日頃はどんな練習を?
岡村さん:毎日通勤ジョグをしてます。週末は、長い距離ゆっくり走ったり、自転車に乗ったり、ハイキングしたり、長い時間、身体を動かすようにしてますね。
わか:毎日、走ったり、身体を動かしたりしてらっしゃるんですね。それがウルトラへの道ですね。
もちろん、来年も参加されると思いますが、今後の目標じゃ?
岡村さん:仕事と家庭と趣味のランニングのバランスを保って続けていきないたって思います。
検査技師のお仕事をされてる岡村さん
わか:もうお体は大丈夫なんですか?
岡村さん:それはわかりません。でも何があっても受け入れようと思ってます。
わか:ご家族のみなさんは応援してくださってますか?
岡村さん:淡々と受け入れてくれてますね。反対はしません。
わか:ではこれからもバランスを保ちつつ、走り続けてくださいね。来年は「タイタン」ゼッケンで走れますから!
来年もお待ちしています!! ありがとうございました!
京都市内の病院で検査技師のお仕事をしながら走り続けてらっしゃる岡村さん、病とも寄り添いながら、年に1回の慰安旅行、毎年楽しんでくださいね!!
10月6日のレッツラン~♪
MGC特集~~第2弾~女子編
東京オリンピックのマラソン日本代表2人を決める一発勝負~~。9月15日に開催されました。
男女とも・・・見応えあるすごい大会となりました。
オリンピックの切符を手にしたのは・・・・
男子:中村匠吾選手 服部勇馬選手
女子:前田穂南選手 鈴木亜由子選手
でした。
テレビにくぎ付けになった人も多かったと思いますが・・・「レッツラン」では2週にわたって、MGC特集をお届けしたいと思います。
★第2弾~女子編
4大会連続(山口衛里さんー坂本直子さんー中村友梨香さんー重友梨佐さん)でオリンピック選手を輩出している天満屋陸上部・・・その天満屋の強さの秘密について、中村友梨香さんにインタビューしました!
わか:東京オリンピックも前田穂南さん決定しましたね。おめでとうございます!当日はどちらで?
中村さん:仕事でしたので、現地にはいけず、リアルタイムでレースも見れなかったんですが、ずっと、トップで天満屋の選手が走ってると聞いていて、そのままゴールしてくれたらな・・・と思ってました。よかったです。
わか:OGのみなさん、沿道で大応援団でしたよ~~。
中村さん:岡山から応援ツアーのバスもあったみたいです。毎回レースのときは会社のみなさんも応援に来てくださるんですが、今年は、オリンピックがかかってたのでなおさらですね。
わか:前田選手ってどんな方ですか?
中村さん:年齢的にだぶってないのですが、時々お話する感じではおとなしい子だなって思ってたんですが、監督とかにきくと、芯の強い、頑張り屋さんらしいです。
わか:ところでなぜ、こんなに天満屋さんは強いんですか?今回はその秘密をお聴きしたくて・・・
中村さん:秘密といいながら、みんなあちこちで言ってますので、秘密にもなってないんですが・・・(笑)
やはり、チームにマラソンをする人が多いので、マラソンが普通であるのと、オリンピックに行かれた先輩がいらっしゃるということで、チームにいるだけでオリンピックが身近に感じるというのは大きいですね。見えない効果・・強みの一つだと思います。それと、レベルの高い練習をさせていただけるということでしょうか?中にいるときは他と比べないのでわからないんですが、出て初めてレベルの高い練習をしていたなって思います。
また、レベルの高い練習をこなせた選手が日本のトップになれる!ということですね。
それには練習がこなせる故障しない丈夫な体も必要です。
わか:中村さんも丈夫だったんですね。
中村さん:そうですね(笑)それと一人ひとりを見て、無理な選手には、少し量を減らしたり・・・・その時々、一人ひとりにあった練習メニューを監督が考えてます。
わか:なるほど。監督はきびしいですか?叱咤激励されるほうですか?それとも選手をほめて育てるほう?
中村さん:言葉がきついとか厳しいというのはありません。育て方も選手によって・・・叱咤激励したほうがいい選手には、はっぱかけるようにお尻をたたくような指導をされますが、、叱咤激励しないほうがいい選手には、優しいです。
わか:中村さんはどっちでした?
中村さん:それは ひみつ・・・です。(笑)直接、私に聞いてください!
きつい練習についていける選手がいて、ついてくる選手に対しての監督の指導力と選手の努力とがマッチした結果、オリンピック選手が誕生するんだと思います。
わか:なるほど!!今 中村さんは、いろいろご指導されてますが、オリンピアンだからこそ!こんな指導ができる!というのは感じますか?
中村さん:指導していく上で、オリンピアンだから・・というのを意識したことはありませんが、天満屋ですごした10年間が今のベースになってますね。
天満屋時代に学んだことが土台になって今の私がありますので、天満屋ですごせたことを今、感謝しています。
わか:伝統と選手と監督の信頼関係の上で成り立つレベルの高い練習!!それが、天満屋の強さの秘密ですね!
いろいろお話、ありがとうございました!!
今、中村さんは天満屋時代に学んだことを土台にネパールの選手の育成にも力を注いでいらっしゃいます。
育成されたネパールの選手がいつか、天満屋の選手とレースで闘う・・・なんていうことになったらすごいですね。
これからも多方面でのご活躍、応援しています!!
★さて、早速、中村友梨香さんからのお知らせで~~す!★
中村さんが大会ディレクターをされてる大会が京都で開催されます。
「美山・里山ファンマラソン」
2019年10月27日(日)
種目:ハーフ・10キロ・3キロ
*中村さんは10キロのゲストでもあり、大会ディレクターもされてます。
新米のふるまいもあるそうですよ!自然いっぱいの美山でスポーツの秋、家族で一日楽しみませんか?
ランネットでただいま、受付中~~!!
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