6月24日のレッツラン~♪
リカバリーサポーター「ゲルサポ」のご紹介~~!!
愛知県にありますイイダ産業株式会社は自動車や建材向けの防音材や補強材などの開発と製造を行ってらっしゃる会社ですが、自動車用接着剤の開発途中に偶然柔らかい「ゲル」ができたそうです。そこで、そのゲルの柔軟性と粘着性を生かした製品が何かできないか?ということになり・・・社内でいろいろ案がでた中、加藤さんの案「リカバリーサポーター」の製造!に決定したそうです!
スタジオには、イイダ産業の飯田さん、開発者の加藤さん、そして、実際、その「ゲルサポ」をご自身のお仕事に使用されてるアスレティックトレーナー河内隆慶さんが来てくださってお話お伺いしました!
左から 河内トレーナー 加藤さん 飯田さん 若林
わか:どうしてリカバリーサポーターを?
加藤さん:僕自身月間200~300キロぐらい走るランナー歴12年で、昔からいろんなサポーターを使ってたんですが、どれも、すぐに伸びたり、あまり効果がなかったりと。。。満足してなかったんです。そこで、満足のいくサポーターが作りたくて提案したら、決まってしまいました。(笑)素材の知識が全くなかったので、いろんなメーカーから取り寄せたりしながら、苦労して4年かかりました。
「ゲルサポ」のしくみは?
ふくらはぎは心臓から遠いので、老廃物などがたまりやすく、疲労がたまったり、むくみがでたりします。「ゲルサポ」をまくことによって、足首からふくらはぎにかけて段階着圧をかけていくことによって、血流をよくし、血液を心臓に戻し、老廃物をだし、いわゆるミルキングアクションを促進させ、ふくらはぎの疲労回復の効果やむくみ解消をもたらします。
*ミルキングアクションとは・・・「乳搾り」の意味で、ふくらはぎの筋肉が弛緩、収縮を繰り返し、血液を吸い上げること。
「ゲルサポ」の特徴は?
ゲルサポ・・・という名前のとおり、ゲルの粘着性。ひと肌になじみ、ずれることもなく、洗濯可能なので、何回も使える。
「ゲルサポ」の使い方?・・河内トレーナーにお聞きしました。
ランニングのあとのダウンジョグで5分から20分ほど巻いてジョグする。スポーツ後でなくても、立ち仕事や座りっぱなしなどでむくんだな~だるいな~というときは、座ったままでも巻いたまま、足首を動かしたり、かかとを上げ下げするだけでも効果あり。
特にむくみがひどいときはきつめの巻くのをおすすめします。
みなさんの感想は?
マラソンのあと、巻いて帰ってもらったら、翌日筋肉痛がなかった。。。という声も。
また、練習前に使ったら、血流がよくなって筋肉が早く温まるんで、けがの予防にもなりました。。。。という声も。
では今後の展開は?
飯田さん:ランナーだけでなく、スポーツをされるすべての方に広く浸透していくように頑張りたいと思います!
取材の後、私の練習会にもってきていただいて、みんなに試してもらいました。
ゲルサポを外した後、す~~っと足が軽くなった!!という声が多かったです!!
種類は2種類
・グローブタイプ:あらゆる足の形状に合わせ、階段着圧が可能、着脱しやすい。
・テープタイプ:自分でまきあげるタイプ。コンパクトなので、持ち運びに便利。
右足 グローブタイプ 左足 テープタイプ
いろんなものが誕生しますね~~!興味のある方は、「ゲルサポ」で検索してくださいね。
ネット販売されてます!!
6月17日のレッツラン~♪
トライアスロンデビューしてきました~~!!
「大阪城トライアスロン2018」 2018.6.10(日)
・・と言っても、私は走ることしかできないので、リレーの部です!!
スイム750m バイク18.69km ラン5㎞ の3人でリレー!!
3人とも、初トライアスロン・・・特に バイクにはいっぱいルールがあって、たいへんだったのです。^^;
経験者にお話し聞いたり、前日の説明会や下見ツアーでも質問しっぱなし・・・で迎えた当日。
何気にみんな緊張のおもむき・・・完全に会場の雰囲気にのまれてました。><
そして、腕にナンバーシール!かっこいいじゃないですか!!これでテンションもMAXに!
スイムパート・・三宅さん 12位で快泳! バイクパート・・上宮さん 5位に・・ちょっとちょっと・・・速いやん!
緊張~~MAXのわたし・・・><
襷がわりのアンクルバンドを足につけて・・・スタート!
最初は沿道の応援にも手を振る余裕はあったけど・・・2周目からきつくなって・・・必死の形相・・・27'37"
ついにゴールーーーーー!!
スイム・バイクの二人が待機していてくれて3人でフィニッシュ!!
やり遂げた達成感と感動は半端なく・・・もう鳥肌もんでした!
一緒にデビューした二人の感想~
スイム三宅さん:お堀は意外と泳ぎやすかったです。波はないし、石垣が見えるので距離感もわかりやすくて・・楽しかったです!
一人で参加?お金があれば・・・(笑)
バイク上宮さん:慣れないことにバタバタしましたけど、レースの時は、バイクだけだったので、元気だったし、気持ちよく、飛ばせました!一人で参加?いえいえ、スイムが・・・平泳ぎしかできないので・・無理ですね(笑)
デビューは緊張しっぱなしだったけど、終わって3人とも、楽しかった~~!でも疲れた~~!
レースの後は、エキスポ会場でトライアスリートのみなさんにインタビュー!
ランだけではマンネリしたからトライアスロンに入った人、ランではすごい人がいっぱいだけど、3種目もあれば工夫すればそこそこいいところまでいけるのでトライアスロンに入った人・・・いろいろ。そして、感想も・・・ランでごぼう抜きが楽しくて!バイクは楽で楽しいけど、ランでは抜かれまくり!お堀を泳げるので参加したけど、いつもとちがってアワアワ~;;3種目が一日でできるので最高!・・・と感想もいろいろ。
3種目も練習するのはたいへんじゃないですか?の質問には・・・
日を決めてやってます。ランは毎日、スイムとバイクは週1。毎日が充実してますよ!・・・と。
お堀を泳ぐ!
バイクのトランジッション
トライアスロンの世界は、華やかで、大会はお祭りみたいで、
がっちりとした引き締まった体で3種目をこなすトライアスリートって・・・かっこいいなあ~~!とつくづく思いました!
私には・・・絶対・・できないし・・・。^^;
みなさん!お疲れ様でした!!
6月10日のレッツラン~♪
「アドベンチャーマラソン 世界七大陸走破!」
ゲスト:アドベンチャーランナー 北田雄夫さん
*ラジオではご紹介できなかった部分も・・載せてま~す!
わか:大学時代 4×400mリレーで全国3位だったという短距離の選手だった北田さんが、どうしてアドベンチャーマラソンに?
北田さん:人がやってないことを・・しかも、世界でやりたい!と思った時に、アドベンチャーマラソンを知りました。
わか:最初が2014年6月の中国、ゴビ砂漠・・・それから4年間で七大陸走破・・・いつごろから七大陸を目指そうと?
北田さん:二つ目を完走してからですね。
わか:でもその二つ目のレース「チリのアタカマ砂漠」は1番暑くて標高の高いレースだったんですよね。
北田さん:気温が5~45度。湿度が7%。どうなるかというと、鼻の中の毛細血管が切れて、自然と鼻血がでてくるんですよ。そして、乾燥しすぎると夜、寝ているとのどが痛い・・というよりは切れそうになるんです。だから、何度も起きて水を飲むので、睡眠がとれない。
また水も体温よりも熱くなるので、エイドの水も飲みたくなくなり、脱水になって、ふらふらしてくるし、風も熱風です。夜は真っ暗なので、ライトだけを頼りに走ります。
わか:では逆に1番寒かったレースは?
北田さん:北極圏のスウェーデンです。-20度~-5度の世界。今度は汗をかくと汗が凍って、手もかじかんできて・・。
大会側がテントを張ってくれるんですが下は雪。寒いだろうとトナカイの皮をくれるんですが、サイズが小さくて、肩から膝ぐらいまでしかなく、しかも凍ってるんです。だから、雪の上で寝るか、凍ったトナカイの皮の上で寝るか・・・。(笑)
わか:1番痛かったレースは?
北田さん:アメリカのユタ州のグランドキャニオン・・山岳地帯で、足に肉刺ができて・・・化膿して痛くて痛くて・・・。
わか:トークショーでは、映像も見せていただいたんですが、撮影は?
北田さん:自撮りです。(笑)地面にカメラを置いて、走って・・また戻っての繰り返し。
わか:距離が増えるじゃないですか?
北田さん:ほかの選手はだれもやってなくて、「クレイジー!」って言われましたけど(笑)、帰ってから、みんなに伝えたい思いが強くて、見てもらって、感動してもらったり、何かを感じてもらいたくて・・。
わか:走ってる最中はなにを考えてますか?
北田さん:みなさん、ランナーと同じですよ。景色を楽しんだり、何を食べようかと思ったり・・。あとどのくらい頑張れるか?とか。
わか:自分の身体をよく知ってないといけないでしょうね。
北田さん:もちろん、自分の身体を深く知ってないとだめですね。あと何分で体力が底をつくか? その前に補給しないといけない・・とか。研ぎ澄まされていきますね。
わか:レースが終わったら体はどうなってますか?
北田さん:想像通り、くたくたですね。体重は3~5キロ減りますし、内臓もやられてますね。
普通の生活にはすぐ戻りますが、芯の疲れを取るのには1か月はかかりますね。
わか:じゃその間は何もされないで・・・?
北田さん:いえっ走ってますよ!
わか:ええ~~っ!走って疲れを取るタイプなんですね!日頃の練習はどのくらい?
北田さん:月間500~600キロ走ってますね。まとまって休みが取れたら、大阪から東京までテントや食料を背負って、走って行ったり!
わか:500キロはありますよ!新幹線で2時間半ぐらいですよ~~!
北田さん:走った帰り、新幹線に乗ったら速いな~って思いました。
わか:聞けば聞くほど・・想像を絶する世界にチャレンジされてるわけですが、実は、高いところも、暑いにも寒いのも苦手なんですよね。なのに、チャレンジされるのはどうしてですか?
北田さん:可能性に挑戦したい!自分を・・・みんなを驚かせたい!というのがありますね。そして、完走すると達成感、爽快感が大きくて、達成感と一言では言えないぐらい喜びが大きいですね。生きる喜び・・・みたいな。
わか:アドベンチャーマラソン七大陸走破・・・さて次なるチャレンジは?
北田さん:世界にはまだまだ過酷なレースがあるので、それにチャレンジしたいですね。具体的には・・・・
この先4年で世界最高峰のレース走破が目標です。
まずは、今年の8月ピレネー山脈866㎞400時間ノンストップレースを目指します。そのために6月イタリアの山岳400㎞足慣らししてきます。そして、2020年ヒマラヤ山脈、2021年アラスカが最終目標です!!
「誰も見たことのない景色を届けたい!!」です。
わか:北田さんはランナーというより、「冒険家」だと思いました。
アドベンチャーマラソンよりもさらに危険な命がけのレースだと思いますが、命あってのチャレンジだと思いますので、どうかご無事に・・気を付けて頑張ってください!
*「アドベンチャーマラソン」とは・・・灼熱の砂漠、極寒の氷河、険しい山岳地帯など、地球の果てを走る世界で最も過酷なレース、寝袋や食料などを背負い、数日間かけ200㎞~500㎞の道程を走り、タイムを競う。
*北田さん 七大陸走破
①中国 ゴビ砂漠 250㎞
②チリ アタカマ砂漠 250㎞
③オーストラリア 521㎞
④アイスランド 250㎞
⑤アメリカ グランドキャニオン 273㎞
⑥南極 250㎞
⑦スウェーデン 230㎞
⑧アフリカ モザンビーク 216㎞
レース中の装備・・・6キロぐらいのリュックを背負って。
★「アドベンチャ-クラブ」7月ごろ発足予定
6月3日のレッツラン~♪
6月3日のレッツラン~!
テーマ:熱中症について・・・
ゲスト:ランニングドクター
下條信雄先生(日医ジョガーズ/下條内科クリニック院長)
わか:まず、熱中症とあわせて、脱水症・・という言葉もよく聞くんですが、どう違うんですか?
下條先生:温度が上がる、体温が上がるという環境で発症するのが熱中症。水分がなくなる、体液が減少することで発症するのが脱水症。それは下痢や嘔吐でもなるので、脱水症は冬でもなります。それに比べて、熱中症に脱水症はつきものなんです。
脱水が熱中症を引き起こしたり、悪くする原因にもなるものなので、熱中症にとって、脱水症は原因にも結果にもなる関係なんですね。
わか:では処置もちがいますよね?
下條先生:脱水症は、水分をおぎなうことで回復します。点滴とかですね。熱中症は、まず涼しい環境に置くことが第一ですね。
それからの処置として、服をゆるめたり、原因となってる脱水を防ぐために水分をおぎなったり・・・ということになります。
でも、そうならないためにまずは予防が必要です。
帽子をかぶることによって、頭の中の温度をあげないようにする!また後ろにひらひらをつけて首筋も守る!
頭の中の温度が上がると、頭痛がして、意識障害も引き起こします。意識障害とは、ぼ~~っとする!とか眠くなる!というのも意識障害のひとつです。また判断機能も落ちます。ふらふらしてるのにわからないということになります。
そして、ウエア・・・皮膚からの水分の蒸発を防ぐ長そでのウエアやアームカバーも最近は発売されてます。
わか:暑いからって肌をだしたらいい!ってもんじゃないんですよね。
下條先生:現代はそうですよ。それから走る前にはしっかり水分を摂っておくことです。
そういう予防をしても熱中症にはなりえますから、体からのサインをしっかり受けとめることです。
わか:頭痛がする、眠くなる、ぼ~とする!ふらふらと走る!というのもサインだと思いますが・・ほかに?
下條先生:倦怠感。身体がだるくなってきた!また 嘔吐も!嘔吐中枢が刺激されますので、嘔吐もそのサインです。
いつもより汗の出が早い!というのも注意しましょう。スピードを上げると熱酸性が高くなりますので、汗の掻き方がいつもとちがうと思ったら、まずスピードを落としてください。汗が目に染みる!というのも汗の塩分濃度が高い証拠です。大量の汗にともなう低ナトリウム欠症なので、筋肉のけいれんや攣りにもつながります。
わか:そうなると、処置としては?水はどんどん体液を薄める・・といってよくないというのはよく聞きますが・・・。
下條先生:そうですね。低ナトリウムなので、ミネラルやナトリウムの入ったスポーツドリンクを飲むこと、少し値段が高くなりますし、薬局にしか売ってないですが、経口補水液は脱水症には即効性がありますね。
でも大事なことは、どんなに水分をとっていても、予知がむつかしく、熱中症はだれにでもおこりえるものだと認識することです。
特に、ランナーは、暑い環境で大量の汗をかくんですから、十分注意してください。
わか:そうですね!外出してはいけない環境の下、走るわけですから、いいわけはないですよね。^^;
これからのランニング・・・大会は特に無茶をしてしまいますが・・・・くれぐれもくれぐれも気をつけて走りましょう!!