9月26日のレッツラン~♪
東京2020パラリンピック 陸上~視覚障害の部 女子マラソン
藤井由美子さん~5位入賞~~!!
わか:おめでとうございます!!
初パラリンピックはいかがでした?
藤井さん:素晴らしい、いい経験をさせていただき、感動を得ることができました。
わか:スタート地点に立った時はどんな思いでした?
藤井さん:このスタート地点に私が立っていいのかな?って思ってじーんときました。胸にこみあげてくるものがありましたね。
わか:タイムは 3時間17分44秒 こちらは満足ですか?
藤井さん:タイムはもう少し速く走りたかった・・というのはありますが、でも最後までしっかり走れて完走できたのでうれしいです。
わか:当日は小雨になってしまいましたね。
藤井さん:まさかの雨でした。でもあれぐらいの小雨は気にならなかったです。後半は蒸し暑くなってきたんですが、走ることで必死で暑さとか関係なかったです。
わか:後半上がってきたんですよね?
藤井さん:私があがってきたというより、私はずっとイーブンで走ってたので最初に速く走ってしまった方が落ちてきたという感じです。
わか:娘さん息子さんのような年齢のガイドランナーさんはいかがでした?
藤井さん:前半のめぐちゃん(川口恵さん)は冷静に同じペースを刻んでくれてペース配分ばっちりでした。後半のやまりょうさん(山領駿さん)はやまりょうマジックって言って、気持ちを盛り上げてくれるんです。
だから子供に頼った親でしたね。
わか:どんな言葉をかけてくれたんですか?
藤井さん:「藤井さんは後半強いんだから今我慢したらゴールできますよ。笑顔でゴールしましょう。がんばりましょう」って、その言葉があったから、笑顔でゴールできました。
わか:ゴールの時、最高の笑顔でしたよ。
藤井さん:トラックに入って500mはランを楽しめました。終わってしまうのがさみしくなりました。
わか:本来なら競技場に入るとすごい歓声があるところだったんですが、でも肌で感じるものありました?
藤井さん:ありましたよ~~こみ上げてくるものがありました。ほんとうに終わるのがさみしく感じましたね。
わか:さて、娘さんがお二人いらっゃるんですか?どこで応援を?
藤井さん:長女と次女、ふたりで東京にきてくれたんです。3回とおるので日本橋の交差点にいたらしいんですが、1回目2回目声が聞こえず・・3回目でようやく長女の「お母さん」という声が聞こえて・・・帰ってから聞いたら、人が多かったのと、「声をださないでください」という看板があったので・・って言ってました。競技場にも入れず・・会えたのは、滋賀の自宅に帰ってからでしたが・・・でも、お疲れ様、おめでとう!って言ってくれました。
わか:ご近所の周りのみなさんは?
藤井さん:良かったね。感動した!って言って下さって、私は自分が好きで走ってるだけで感動を与えてるなんて思ってもなくて、私のほうがみなさんに支えていただいて走れたことに感動しています。
わか:パラリンピックはよかったですか?
藤井さん:チャンスを頂けたこと、本当に嬉しく思っています。
わか:さあ~~今後どうしましょ?
藤井さん:今後?市民ランナーとして楽しく走るか、もうちょっとがんばるか?半々ですね。ちょっと迷ってます。
わか:でも66歳の西島さんが見事完走されてるんですから藤井さん、まだまだですよ!!
藤井さん:西島さんがいてくれはったからこそ、続けて来られたを思います。選手村でも同じ部屋でずっと一緒にいて緊張することなくワイワイ話してて、前日もこんなにリラックスしてていいのかな~って言ってたんですよ。
またゆっくり考えたいと思います。
わか:そうですね。まずは、しばらくはゆっくりされて、また、楽しく走り出してください。
お電話からは藤井さんの弾むような明るい声が聞こえてきました。成し遂げた充実感がひしひしを伝わってきました。
きっとパリに向かって・・走り出されるような気がします!!が、まずはゆっくりしてください。
本当にお疲れ様でした。そして、入賞おめでとうございました!!
9月19日のレッツラン~♪
東京2020パラリンピック~陸上 視覚障害の部!!
和田伸也さん、1500m銀メダル、5000m銅メダル、マラソン アジア新・パラリンピックレコード!!
3種目で素晴らしい結果をだされた和田さんとすべての競技で伴走されたガイドランナーの長谷部匠さんゲストです!!
わか:おめでとうございます!!パラリンピック前に「トラック競技の集大成としてがんばってきます」っておっしゃってたんですが、有言実行されましたね。見事達成ですね。
和田さん:トラック競技の集大成としてこれ以上ないといういい結果を残せてよかったと実感してます。
わか:1種目目、5000mで弾みがつきました?
和田さん:5000mは最初ゆっくりペースで自分の思うとおりのレースになったので良かったですね。
わか:そして、1500mは、見事銀メダル!
和田さん:最後は競り合いになったんですが、トップのブラジルの選手は速すぎたので、つかず、うしろのロシアの選手、あの選手には5000mで足をけられたりしたので、ぜったい負けない!って思いました。(笑)
わか:そして最終日のマラソン。小雨で涼しい日になりましたね。
和田さん:そうなんですよ。暑かったら後半落ちてくる選手を拾えるんですが、想定外の涼しさでT12(弱視)の選手の実力そのままにいかれました。
わか:でも和田さんが、「僕が完走しなかったらT11(全盲)の灯が消えてしまうと思ってがんばりました」ってインタビューでおっしゃってるのを聞いて感動しました、和田さんの、T11のプライド、誇りを感じました。
和田さん:ありがとうございます。アテネ以降、ずっとマラソンは弱視、全盲合同レースになってしまって、今回は、全盲は二人だけで、しかももう一人の選手が途中リタイアしたので、なにがなんでも完走しないと全盲がレースにでられなくなると思って、もちろん、タイムもねらいましたが、とにかく、完走は絶対にしよう!と思いました。
わか:さて、10日間の選手村生活だったと思うんですが、いかがでした?
和田さん:日本食は充実してるし、ボランティアのみなさんもたくさんいらっしゃって快適でした。
わか:3大会目のパラリンピックですが、自国開催はいいですか?
和田さん:いいですよ。時差もないですし、日本語でしゃべれるし、ストレスなくレースに集中できました。
わか:他国の選手との交流もありました?
和田さん:レースが終わってからですが、1位のブラジルのエウチン・ジャッキス選手や10年来一緒に闘ってきたチリのバレンズエラ選手にも会えました。今回は今まで1度も勝てなかったバレンズエラ選手にボロ勝ちできたので非常にうれしかったですね。
わか:「ボロ」が付くんですね(笑)。
さて、今後の目標は?もちろん、パリですね!!
和田さん:パラリンピックでの1500、5000、と、こういう形でのトラック競技は今回が集大成と位置付けてます。
今後はルールが不利ではあるんですが、マラソンにシフトして強化のポイントにしていきたいと思ってます。でも、トラックをやめるわけではなくて、来年は神戸でパラ陸上も開催されますし、トラック競技を継続しつつ、パリに向けてがんばっていこうと思います。
まだまだ、ますます、頑張ってくださいね!!
そして、ガイドランナーの長谷部匠さん
わか:お疲れ様でした。はじめての国際大会はいかがでした?
長谷部さん:緊張するかな~と思ったんですが、自国開催ということで、ボランティアのみなさんも暖かくて、審判員さんにも日本語が通じるし、リラックスして平常心で臨めました。
わか:でもスタート前はテンション上がってました?名前をコールされる時、すごい笑顔で手を振ってらっしゃいましたね。
長谷部さん:テレビがくるのがわかるので、和田さんにきますよ!きますよ!って言いながら、画面に映ったらみんなに笑顔を届けたいと思いました。興奮気味になりましたね。(笑)
わか:やはり、国際大会は違いますか?
長谷部さん:一味ちがう雰囲気がありました。海外選手は見た目も大きいので、圧倒されないように気をはってました。
わか:5000mでは後半の伴走で、和田さんの右にったり左にいったりしてましたよね?
長谷部さん:給水の関係で、給水が外側にしかなかったので始め外側に居て、1周走って内側に・・・変えました。
前日選手村で急遽練習して・・。記事には「神業」って書いてもらいましたが・・・うまくいって良かったです。
わか:すごいですね。「神業」がすぐに成功するなんて!!
で、1500mはみんなドキドキしましたよ~~~~予選で引っ張りすぎ?って。
和田さん:あれは解説者が言い過ぎ、イエローフラッグが上がってなかったのでいいんですよ。
でも、解説者がいうから、実家の母からも電話かかってきて・・「大丈夫なん?」って、(笑)
前日にビデオみて修正して、決勝は全く大丈夫でしたが・・・いろいろコツがあるんですよ(このあたりはオフレコ)
わか:そうだったんですね。解説者にイエローカードですね(笑)
でも、1500の決勝は後ろからくるロシアの選手にぜったい抜かされてなるものか!っていう気迫を感じました。
長谷部さん:和田さんがラストスパートをかけて絶対ぬかれない!という気持ちが伝わってきたので、後ろとの距離を言いながら、気持ちでゴールしました。
わか:そして、最終日のマラソンはリラックスして走れました?
長谷部さん:東京の町並みを楽しみながら、走れましたね。
わか:いつも長谷部さんはインタビューで、今までの伴走者のことをおっしゃって、今まで伴走されてきたみなさんにいい報告をしたいとおっしゃってるんですが、そういうリスペクトな気持ち、素晴らしいですね。
長谷部さん:いつも和田さんからたくさんの人が今まで伴走してきてくれたことを聞いていて、そのつながりがあって、僕が今、その代表として走らせてもらってるので、結果で恩返しができて、ホッとしています。
わか:実家の綾部に帰って、大騒ぎじゃなかったですか?
長谷部さん:たいへんでした。道で出会う度に30~40分話してるとたくさんの人が集まってきて・・(笑)まあ、小さい町なんで・・・
和田さん:綾部のヒーローですよ。
わか:ほんとにそうですね。ご家族は?
長谷部さん:メダルをかけてもらうことが出来て、嬉しかったです。
わか:それでは長谷部さんの今後の目標は?
長谷部さん:僕自身の競技力向上と、和田さんとともに、パリを目指して頑張っていきたいと思います。
インタビューさせていただいたのは、9月12日(日)すでにパリに向けて、お二人で練習をされてました。
パリまであと3年。あっという間ですね。
お二人で・・そして、これからもたくさんの伴走者が和田さんと走ってくださることでしょう!
みんなでパリに向かって・・・頑張ってください!!
9月12日のレッツラン~♪
秋のマラソン...次々に中止になっていってます・・・せめて、来年こそ、大会が開催されますように~そんな思いを込めて・・・ 来年開催予定の大会を2本ご紹介します!!
★「河内長野シティマラソン」 2021年1月16日(日)
ハーフ(600人)5キロ(一般100人 中学生100人)ファンラン2.5キロ(一般100人 親子50組)
コース:関西サイクルスポーツセンター発着 ハーフは滝畑ダム3周 5キロとファンランはセンター内、2周と1周
日本最速市長 島田智明市長にお聞きしました!!
わか:募集がスタートしていかがですか?
島田市長:1日で約150名の申し込みがありました。ハーフでは4分の1です。私も早速申し込みました。
わか:え~市長さん自ら申し込まれたんですか!今回からコースが変更になるんですね。
島田市長:そうなんです。今までは街中を走ってダムの手前で折り返しだったんですが、今回から、ダムを3周していただきます。
わか:車で案内していただきました、また、今、滝畑ダムを見ながらインタビューさせていただいてますが、素晴らしい景色ですね。緑も多くてダム湖も綺麗で・・・このダムを左に見ながら走るんですね。
ダムの周りはほぼ平坦かと思うんですが、それまでが結構・・アップダウンが?
島田市長:サイクルセンターから110mの標高差を下ります。ということは帰りは上りになりますので、かなりきついと思いますが、坂が好きな方、またトレーニングにはもってこいですよ。
わか:市長さんの目標は?
島田市長:まあ~1時間半を切りたいと思うんですが・・・
わか:速っ!入賞するんじゃないですか?
島田市長:いえいえ、もっと速い人は多いでしょう。
わか:それではメッセージを!
島田市長:高低差のあるチャレンジングなコースです、いろんな目標をもって走ってくださればいいと思います。
私のように1時間半を切りたいという時間、記録を狙うか、初めてのハーフで完走を目標に、また自然を満喫しながら楽しく走る・・とか。そして、1月は大会が少ないです。2月になると本格的なフルマラソンもありますので、2月の大会に向けてのトレーニングや足慣らしにぜひ、お越しください!!
ありがとうございました。
ただ・・・先着順ですので、このブログをアップしたときにすでに定員になってたらすみません。
★「第10回大阪マラソン・第77回びわこ毎日マラソン統合大会」~大阪マラソン 2022年2月27日(日)
マラソン(20000人)
大阪マラソン組織委員会事務局 葦原慶治先生にお聞きしました!!
わか:「びわこ毎日マラソン」との統合で大会はどう変わりますか?
葦原先生:競技性の向上で優勝タイムとか、実業団のトップレベルの選手が来てくれますから格上げになります。
わか:今年の「びわこ」では日本新記録がでましたもんね。
葦原先生:鈴木選手が2時間5分を切るという素晴らしいタイムで走られましたし、2時間10分切り・・サブ10の選手も数多くでましたので、世界的にも素晴らしい成果をだした大会だということでそれを引き継ぐということは責任重大だなと感じております。
わか:そんなトップ選手と同じ大会で一般市民ランナーも走れるって嬉しいですね。
葦原先生:コースも折り返しが多いですから、これは今後の課題でもあるんですが、折り返しの度にトップ選手の姿を見ることが出来るという市民ランナーにとっては嬉しい大会になると思います。
わか:募集人数は?コースに変更は?
葦原先生:35000人にしたいところなんですが、今回はコロナ感染症対策を踏まえて開催するということで減らして20000人です。コースは2か所、前回と変更します。
5キロ地点ぐらい・・中の島の公園の中が走れないので、渡辺橋南詰から肥後橋、フェスティバルホールをめざして走るコースになります。それとフィッシュが狭いと言われたので、フィニッシュ地点を大阪城の外堀の方、大阪城ホールの南側をゴールにするということにしました。
わか:それでは16日の締め切りまで一人でも多くの人に申し込んでいただくように・・メッセージを!
葦原先生:マラソン大会の開催が少なくなっております。そんな中、みなさんの期待に応えたいと思って我々も開催をするという強い思いで準備をしていきますので、ぜひ、たくさんの方に申し込んでいただきたいと思います。
ありがとうございました。
どちらの大会も今、開催を目指して一生懸命準備をされてます。
来年開催されることを願って、みなさん、ぜひお申し込みを!!
申し込むだけでモチベーションにもなりますし、練習しようという気持ちにもなりますよ!!
9月5日のレッツラン~♪
パラリンピックもついに5日閉幕です。
たくさんの感動をいただきました。
「レッツラン」では陸上、特に視覚障害の部を取り上げてきましたが・・・
和田伸也さんの活躍はまた、改めて・・・今日はパラトライアスロンを取り上げたいと思います。
視覚障害の部で米岡聡選手が見事、銅メダルを獲得されました。
テレビで始めてみた方は 目の不自由な人がどうやって泳いで自転車(バイクと言います)をこいで、そしてランにうつるんだろう~~と思われた方も多かったと思います。
そこで、ブラインドランナーのガイドランナーから、今回、トライアスロンのガイドを頼まれて東京2020パラリンピックのトライアスロン日本代表を目指された*中田崇志さんにお聞きしました。
*中田崇志さん
「アテネパラリンピック」の男子マラソンでブラインドランナーの高橋勇市さんのガイドランナーをされて金メダルを獲得されました。それから16~7年ずっとパラアスリートのガイドランナーを務めて来られました。
和田伸也さんがロンドンパラリンピックで5000m銅メダルを獲得された時のガイドランナーでもあります。
この度、アテネでのパートナー高橋さんとトライアスロンで東京パラリンピックに挑戦されました。
残念ながら代表には選ばれなかったんですが、マラソンからトライアスロンへ・・そして、ブラインドアスリートさんとのトライアスロンの魅力、厳しさをお伺いしました。
わか:まず、どうして競技をするのか、基本的なことから教えてください。
中田さん:スイムは腰と腰をロープで結んで泳ぎます。方向がずれたらロープがピーーンと張るのでそれが合図です。
海では声かけはできないんです。私の声、でかいんですが、海では聞こえないと言われました。あと、カーブのとき、選手に2~3回タップをするんです。ポンポンポンとたたいたら2回目のカーブ・・とか、3回目のカーブとかあらかじめ二人で決めておくんです。
わか:それが合図ということですが、でも波って怖いでしょうねえ~
中田さん:ブラインドさんの場合、波の瞬間が見えないので水を飲んでしまうそうなんですが、高橋さんは工夫されてますね。
わか:続いてバイク・・タンデムという乗り物ですね。
中田さん:はい。私が前に乗ります。パイロットと呼ばれてるんですが、そして、操作します。舵取りですね。そして、ペダルは前と後ろは同じ線でつながっているので同じタイミングで足を回します。
わか:でも縦に長いですから、カーブとかたいへんですよね?
中田さん:Uターンが怖かったですね。2車線だとUターンは端から端までぎりぎりなんです。だから、タンデムを借りて近所で特訓しました。後ろに妻に乗ってもらって・・。
わか:そしてランは、もうお二人は金メダリストですから得意だと思いますが・・
まず、トライアスロンのガイドをされることになったきさつは?
中田さん:高橋さんがコロナ禍でなかなかガイドが見つからずに困ってるって仲間から聞いてて、私もコロナ禍で伴走できなくて・・それなら私でよければ力になりたい・・って連絡したんです。
わか:でもトライアスロンってびっくりされませんでした?
中田さん:アテネがもう2004年のことですが、それから、高橋さんはずっとパラリンピックに夢を持っていて、しかも新しい競技トライアスロンに挑戦されるってすごいし、また一緒に競技ができることがうれしくて喜びの方が強かったです。
わか:デュアスロンをされていた中田さんなので、バイクとランはできても水泳は?
中田さん:それが苦手で。。。昔トライアスロンをやったこともあったんですが、水泳がダメでした。
でも、高橋さんと一緒にやることになったので、週4回、プールに通ってます。レッスン受けてます。水泳って技術だと思うので、いいコーチのもと、がんばってます。1か月で上達しましたね。。
わか:さすがですね。それで、世界大会にも出られたんですよね。
中田さん:そうなんです。正直、自分は高橋さんの練習のパートナーだと思ってたんですが、高橋さんに世界大会まで引っ張っていかれました(笑)。
わか:世界大会はいかがでした?
中田さん:ヨーロッパはもうパラリンピックに気持ちが入っててレースの雰囲気も面白かったですね。それに、各競技から転向してきた選手や、ガイドも昔オリンピックのトライアスロンに出てたという有名な選手がいっぱいいて感動しました。
わか:今回テレビで見ていて感じたことはトランジション(次の種目に移行するとき)もガイドさんにかかってくるのでたいへんですよね。ヘルメット渡したり、シューズ渡したり・・・水をかけたり・・それもタイムですもんね。
中田さん:高橋さんの場合はすべてほとんど一人でされるんです。どこにドリンクがあって、どこにシューズがあるって籠の位置まで事前に把握していて私とタイムを競ってます(笑)その点はさすが金メダリストだなーと思いますよ、用意周到ですね。トライアスロンは体力以上に息を合わせることが大事でやりがいがありますね。
わか:今回は残念ながら代表には選ばれなかったですが、高橋さん、もちろん、パリ目指してらっしゃいますよね?
中田さん:もちろんですね。もう早速練習されてます。2004年から変わらないエネルギーがありますね。
わか:では中田さんももちろん?
中田さん:はい、やります!!週4回プールで泳いでます。
パラトライアスロンの魅力は自分の頑張りもタイムに影響することなんです。ガイドランナーの場合は道を伝えることはできても押すことはできない、引っ張ることもできない。でも、トライアスロンは二人で闘ってるんですね。タンデムをこぐ力で引っ張ることができますから。それがやりがいであり、魅力ですね。また高橋さんと闘えるのが嬉しいです。
わか:ではパリに向けてお二人の挑戦続きますね。がんばってください!!
56歳で新しい競技に挑戦される高橋勇市さんもすばらしいし、また一緒に闘おうとしている中田さんもすごいです。
お二人の挑戦~~応援させていただきます!!