3月27日のレッツラン~♪
「第2回加古川まつかぜハーフマラソン」のゲストペーサーにインタビュー!!
2022年3月13日(日)加古川でハーフマラソンが開催されました。
そして、ゲストペーサーは
佐藤敦之さん(北京オリンピック男子マラソン日本代表。2022年1月より中国電力陸上競技部のヘッドコーチ就任)
浜田健さん(トヨタ自動車にて37歳まで現役選手として活躍、サブ10も2回達成)
一般市民ランナーのペーサーって初体験のお二人、いかがでした?
佐藤さん:4分半のペースって微妙なんですね、でも最後までずっとついてきてくれたランナーがいて、前半もペースで守ってついてきてくれたので後半上げられて・・ランナーを気持ちよく抜かしながらゴールできたのでよかったですね。
ゴールしたらありがとうございましたって言ってくださって、ああよかったな~と思いました。
浜田さん:キロ5分。最初、テンションあがってたので速くならないようにめちゃめちゃ気を使いましたよ。整えるのがたいへんでしたが後半、落ち着いてきたらたくさんのランナーがついて来てくれて、楽しかったです。ペースを維持して走るいい経験できました。市民ランナーはいろんな人がいるな~って思いましたね。息ぜーぜーしている人や平気な人、とにかく一生懸命走ってるな~~って思いましたね。
今後は?
佐藤さん:中国電力に8年ぶりの戻ってきて大阪マラソンで岡本選手がMGCとってくれて、なんか上がってくる兆しが見えたかなって思いますので、サポートをしっかりしたいなあと思ってます。課題は山積みでそれをクリアしていかないといけないんですが、やりがいがありますね。来年のニューイヤー駅伝では5区を走るよ!と冗談を言って笑かしてますが・・・でも43歳になって初めて走るのが楽しいなっていうのを体験してます。
浜田さん:3月に大学院を卒業するんですが、指導者の道に進む予定ですがその前に武者修行できたらな~~と考えてます。今日走ってみてあらためて走るのおもしろいなって思いました。今日はキロ5分だったけど、もっと速いのも走ってみたいなと。そう思わせてくれる大会でした。走ることは続けていきたいです。
最後にフルマラソン、うまく走るコツを教えてください。
佐藤さん:前半は寝起きの感覚で。30キロから楽しむ、そこからがオンステージだと思って走るとマラソンは面白いです。後半、ランナーを抜くと元気になるんです。逆に抜かれるとがっくりくるんです。なので前半はテンションあげるのをがまんしてがまんして・・30キロすぎからランナーをどんどん抜いて楽しんでください。
浜田さん:ペース配分に気を付ける事。でないと必ず後半きつくなります。そして、ダメやと思ったときもまだまだ自分にはエネルギーがあると意識して走る。気持ちだいじです。気力を持ち堪えることですね。
ありがとうございました!! 来シーズンに向けて、お二人のアドバイス、心にとどめておきます。
お二人とも現役のままの体形を維持されていて、走ってらっしゃるとオーラがすごいです。
かっこよかったです!!
3月20日のレッツラン~♪
ゲスト:川内優輝さん(あいおいニッセイ同和損保 所属)
わか:まずは「大阪マラソン・びわ湖毎日マラソン統合大会」お疲れ様でした。勝負されましたね!
川内さん:今までついていって落ちてしまうレースが多かったんですが、ペースメーカーが外れてから行けたので・・ただ、逃げきれれば良かったんですが、まだ実力不足でした。
わか:でもサブ10、15回目。もう普通にサブ10されるようになって何が変わったと思われますか?
川内さん:シューズが変わったのと、またコモディイイダの実業団の練習に一緒にさせていただいて練習の質も良くなったんだと思います。
わか:プロになられてもう3年経ちました?
川内さん:今年4年目ですね。プロになって1年目は時間がいっぱいできて、走り過ぎたら、スピードがなくなってしまって。。。それで 実業団の練習に加わったり、トラックのレースにもでるようになって、スピードが戻ってきたら、ハーフも10キロも自己ベスト更新できて、マラソンの結果も良くなってきました。マラソンだから、ハーフやフルでいいやと思ってたんですが、フルでタイムに伸び悩んだらスピード強化のためにトラックのレースに出たりして10キロや5キロなど短いのをやると現状打破できると思います。別に記録にこだわらない人は自由に走っていいと思いますが、過去の自分を超えたい人は短い距離をやるのもいいと思います。
わか:それ、いいアドバイスですね。ではまだまだ伸び盛りな川内さんですね。
川内さん:そうです。まだまだいけると思います。
わか:だって大阪マラソン・・37歳の今井さんや岡本さんの活躍を見ると・・元気もらえますね。3月5日35歳の誕生日を迎えられた川内さん、まだまだですね。
川内さん:岡本さんには途中抜かれてしまって一旦ついたんですが、離されてしまって、元気もらうというより、悔しいというか、勝ちたい!と思ってモチベーションをもらえたなって思います。キプチョゲ選手も37歳ですし、佐藤悠基さんも35歳ですし、うんやれる!と思ってます。そういう意味でも、大阪マラソンはいろんなことを学んで次につながるレースになったと思います。
わか:さて、今、川内さんは あいおいニッセイ同和損保で「マラソンキャラバン」という活動をされてるんですが、どういうものなんですか?
川内さん:マラソン大会に参加することで大会を盛り上げてるんですが、その前日に講演会をしたり、会場でブースを作ってサイン会をしたり、日本代表で走らせていただいた世界大会のユニフォームや写真などを飾ったりして、マラソンをハブにして付随することをたくさん行うことで地域をマラソンで盛り上げていこうというイベントです。
公務員の時は、仕事があって練習時間をとるのに集中していて、なかなか、そういうイベントができなかったんです。地元埼玉では時々していたんですが、マラソンの楽しさを伝えるイベントをやりたい、というのがプロに転向した理由の一つでもあったので、充実しています。今はなかなかコロナ禍で出来ないことも多いんですが・・・。それまでは
北は北海道の稚内から沖縄の離島まであいおいの支店の社員さん達と一緒にわっと盛り上げて、小さな規模の大会を中心にやってきました。楽しいですね。
わか:明日は「飛鳥ハーフマラソン」なんですが。。。。こんなところまで(私地元人として)よく来てくださいましたね~という気持ちでいっぱいです。
川内さん:飛鳥ハーフマラソンは第1回の新しい大会ですし・・力強いメッセージをいただいて、ぜひと思いました。
わか:コースは昨年、来られたときに試走されてるんですね。
川内さん:はい。すごい坂・・・ですね。(笑)でもあっちにもこっちにも世界遺産になりそうな、国宝級のものがあって、教科書にでてくるような古墳、お寺、神社・・・歴史の授業で学んだことがと次から次へと出てくるので観光型マラソンと相性がいいと思います。
わか:景色もいいでしょ。
川内さん:古墳や甘樫丘などこんもりしてる感じがのどかでいいですね。そして桜の花もきれいで歴史的な建物によけい映えますね。
わか:明日はマジランですか?
川内さん:今までコロナ禍で坂道が激しいマラソン大会がなかったので自分がどれくらい走れるか楽しみなんです。シューズも変わって、スピードもでてきたので・・・来月のボストンマラソン前にどれくらいアップダウンが走れるか試してみたいです。
わか:なるほど、次の目標はボストンマラソンなんですね。
川内さん:そうです。昨年ケガで走れなくて3回分の思いを込めて走ります。ボストンもハートブレイクヒルというすごい坂がありますので・・・。
わか:ボストンマラソンもすごく楽しみですが・・・今後、「オンリーワン」のプロランナーのなりたいとおっしゃてる川内さんの夢・目標を教えてください。
川内さん:日本中、いろんな地域に走りに行って地域を盛り上げるということ、そしてボストンを皮切りに海外の大会にも挑戦して得たものをまたマラソンキャラバンで紹介して、相関関係をしながら、自分の人生も楽しみつつ、日本全体をマラソンを通じて盛り上げていきたいと思ってます。
わか:川内さんの走りはほんとに元気と勇気をいただけます。ワクワクするし、ドキドキさせていただけます。
ますます、これからも応援してますので、頑張ってください。
川内さん:まずは、楽しみます!!そしていろんな大会で走ってますので、また大会でお会いしましょう!!宜しくお願いします。
わか:今日はゆっくりお話しできてうれしかったです!ありがとうございました。
飛鳥は橿原の実家に帰った時に走りに行くところです。そんな地元をほめていただいてすごくうれしかったです。
地域をマラソンで盛り上げたいという活動、川内さんらしいですね。そして川内さんしかできない活動だと思います。
素晴らしいです!ずっとずっと応援しています。
さて「飛鳥ハーフマラソン」の結果
ゲストランナーということで表彰の対象ではなかったようですが、1:08:48 もちろんトップでゴールされて
初代名誉王者になられました。
今後このタイムを超えるランナーはでてくるんでしょうか?そちらも楽しみですね。
3月13日のレッツラン~♪
3月6日はお休みいただきました~。すみません・・・でした。
そして・・・3月13日のレッツランは・・・・!!
「大阪マラソン・びわ湖毎日マラソン統合大会」に出走されたあるランナーの怒涛の一日をご紹介しました~~。
宮里康和さん 香奈さん 生まれてきた旭くん
宮里康和さん
朝、予定日が3月5日の奥様が「破水した!」と・・。しかも自宅出産!!
行くべきかいなか・・・・迷いに迷った結果・・・
「まだ大丈夫だと思う」という奥様の一言で・・・大会へ。
わか:ものすごく迷われたでしょう?
宮里さん:そうです!でも、一般ランナーが走れない大会、一般のランナーの分まで走ろうと決めていた大会ですし・・・今まで(3人の女の子がいらっしゃる)破水してからだいたい2~3時間で生まれてたので、ゴールが先か、生まれるのが先か?と思って走りました。
わか:病院出産なら先生にお任せします・・ですが、自宅出産だったそうで・・・
宮里さん:コロナ禍で病院で産むと付き添えないし、しばらく会えないと思ったので自宅出産にしたんです。
わか:なるほど・・・で、スタートされて・・・どんな思いで走ってらっしゃいました?
宮里さん:それが・・10キロで沿道におかんがいたんですよ!
わか:えっ?何かあったとびっくりしますよね?
宮里さん:おかんに家に来てもらってたので・・もう生まれたのかな?って思ったんですが、がんばれ!って応援にきてくれたみたいで。(笑)
わか:そして、ゴールの瞬間ですが・・女子のトップ選手と同じぐらいあったのでテレビの映ってましたよ~~。
宮里さん:そうなんです。まさか・・・でしたが、女子トップに追いつかれて、一旦抜かれたんですが、悔しいのでまた抜き返してゴールでした。それを家で嫁も子供達も見てくれていて・・・
わか:え~~~!!テレビみてらっしゃったんですか?でも、そうそうトップ選手でない限り、テレビには映らないじゃないですか・・もってますね~~。宮里さん。
宮里さん:そうなんですよ。それでゴールして携帯みたら、まだ生まれてなくて、急いで帰りました。
家到着が12時50分頃、そして 13時21分に元気な男の子が生まれました!
わか:わ~~。おとうさんを待っていてくれたんですね~。親孝行なお子さん!!
宮里さん:それからがまた大変で。自宅出産で立ち会ってるので、力むときも一緒だし・・シャワーもできずに、汗臭いまま(笑)ずっと・・・同じ姿勢で、ものすごい筋肉痛というか、終わったら動けなかったです。
わか:42.195キロ走ったあとですからね~~。すごい体力を使った一日でしたね。
それでは・・・奥様にも一言!!
わか:レースに行かずに、そばにいてほしかったんじゃないですか?
香奈さん:でも、エリートしか走れない大会で、せっかく走れるのに走らなかったら後悔するやろうなって思ったし。
感覚でまだ大丈夫かなって思ったので。行ってらっしゃい!って言いました。
わか:そして、テレビ見てらっしゃったんですね。
香奈さん:実は 自宅出産だとやることがないんですよ。だから、洗濯物を畳んだり・・みんなでテレビ見たり・・そしたら、ゴールシーンがテレビに映って・・・みんなで頑張れ~~って応援してました。
宮里さん:家に帰って最初に子供達が言ったのが・・・テレビに映ってたよ~~でした。(笑)
わか:忘れられない日になりましたね。
宮里さん:物心ついたら完走メダルを旭(男の子のお名前)にプレゼントして今日の話しをしたいと思います。
みんなに囲まれて生まれてきた旭くん。
「大阪マラソン・びわ湖毎日マラソン統合大会」の日に生まれてきた旭くん。
大きくなったらランナーになるのかなあ?
元気にスクスク育ってくださいね!!
取材中、おとなしかった旭くん。空気読める子だわ!!
2月27日のレッツラン~♪
これいいよ~~!!わかのお薦め!!2022年第3弾~♪
「RunBottle」スウエーデンのSmartshake社製
~世界初!噛んで飲むボトル~
わか:またまた、すごいのができました。びっくりしましたよ!噛むと水が出てくるんです(笑)
輸入元の株式会社アールオーエヌの曽我啓さんにお聞きしました!!
これはどんな仕組みですか?
曽我さん:普通、給水するとなると、ペットボトルのフタを開けて、頭を上にあげて飲みますよね。
これは、走ったまま、前を向いたまま、噛むだけで給水ができるボトルなんです。
プロランナーやトレイルランナーの声をもとに、何年もかかって開発されたものなんです。
わか:実際、実物を送っていただき、使用しましたが、とにかく、びっくりしました。
強く噛まなくても軽く飲み口の部分を噛むだけで水が出てきたんですから。画期的ですよね。
どんな仕組みになってるんですか?
曽我さん:ソフトパックのメモリまで水を入れてケースに入れると、噛むことによってケースのバネに圧力をかけて水が出る仕組みです。ボトル内の飲料が減ってもケースのバネがソフトパックを押して圧力をかけ続けるので水の抵抗と振動もなく、頭を上げることなく、フォームをキープしたまま、給水ができるんです。
わか:そして、グリップ、持つ手の部分も手の形状にあって持ちやすいですよね。
曽我さん:人間工学に基づいた形状でゆるやかにカーブしていて持ちやすく、フィットしてます。
わか:どれくらいの飲み物がはいりますか?
曽我さん:約250mlですね。ケースの重さは約200g、500mlのペットボトルを持って走るより軽いです。
わか:ただ、長時間走ってると何も持たないよりは、ちょっと重く感じてくるかもしれないですが・・・
曽我さん:その場合、両手に持つと付加価値がついていいトレーニングにもなるし、腕の振りも良くなるといわれてます。
わか:なるほど、ダンベルを両手に持って走る感じですね。
曽我さん:ダンベルよりは軽いですけど...ね。
わか:とにかく、軽く噛むだけで、下を向いたまま、走る方向を向いたまま。給水ができる画期的なものだと思います。
ランナーのための新しい水分補給。より速く、より簡単に、瞬時給水。
パフォーマンスに集中できる優れもの。
興味ある方は、「RunBottle(ランボトル)」で検索してみてくださいね。
1個5.830円(税込み)です。