3月28日のレッツラン~♪
「安満遺跡公園」全面開園~2021年3月27日(土)
阪急「高槻市」駅より徒歩10分のところに2019年第1次開園されていた「安満遺跡」公園がついに全面開園となりました。
オープン前に早速、行ってきました!そして、安満遺跡公園課長 上甲克巳さんにお話しお聞きしました!
もろもろ施設をご紹介~~!!
2019年3月23日(土)に一次開園されたエリアは4ヘクタール。
今回、3月27日(土)に全面開園されて22ヘクタール(甲子園球場5個分)に!
特徴は・・・①高槻市の公園だけど、民営の施設が色濃く入ってること
②ハーフメイドの公園とし、あえて作りこまないで時代のニーズに合わせて検討しながら作り変えていく。
③安満人(アマンド)クラブという専属のボランティア団体がイベント、学習、安満遺跡について活動。
現在10のグループ、100名が所属。だれでも入会可能。(他府県ももちろん)
安満遺跡エリアとして、歴史拠点が点在している
・居住域 弥生時代の住居
・生産域 水田があった場所、 今年 アマンドクラブが古代米をつくり、収穫をして秋にはイベントも開催
・墓域 埋葬されてたお墓
この3つが点在しているのは珍しいと「史跡」に認定されている
京大付属農場の跡地のは、レストランが入り、展示室や体験館もある。
東広場には芝生をうめつくし、囲うように原っぱがひろがっていて、ボール遊びができる。
ジョギング・ウォーキングコースは、公道を挟んだら1周 1.5キロ なたがないと1.1キロのコースがあり、自転車禁止なので、安心安全なエリア
他に「レストラン ファーマーズクラブ」「GRASS DOG&CAT」「キャンプカフェ」「スターバックス」などの店舗あり。
上甲さん
「公園の魅力に触れていただき、ほかの施設を見ながら楽しく走っていただけると思います。高槻市の公園とはいえど、茨木、枚方、神戸や京都からぜひ、お越しください。」
走った後は、カンパイもできるし、食事もできます。お弁当を広げるもよし!!
弥生時代の生活を垣間見ることができる「安満遺跡公園」
ぜひ、おもいっきり体を動かして楽しんでください。
3月21日のレッツラン~♪
「名古屋ウィメンズマラソン2021」
2021年3月14日(日)
昨年の「京都マラソン」以来、1年ぶりについに都市型の大規模マラソン大会(一般ランナーも参加)が開催されました。
とはいえ、例年の4分の1の人数 5000人の参加でしたが、大きな一歩だと思います。
スタートは12のグループに分かれてのウエーブスタート!それでも4分の1の人数ですので、12~3分で全員がスタートしました。
ゴールではウィメンズ名物 イケメンタキシード隊のみなさんが、3組に分かれて、アルコール消毒係、マスクを渡す係、そして、ティファニーを渡す係・・と3段階。コロナ感染予防対策も万全でした。
エリートの大会結果はダイハツの松田瑞生選手が優勝でした!
「風と友達になれませんでした」と記者会見でおっしゃってましたが、走ったみなさん、たいへんだったようです。
★レッツランでは この大会で引退されるという地元企業 小島プレスの中村瑠花さんにインタビューしました!
中村瑠花さん(白鵬女子高校→東京農大→小島プレス)プリンセス駅伝出場 マラソンベスト2:41:21
わか:ラストレース、悔いなく走れました?
中村さん:悔いはだいぶあります。自己ベストをだしたかったんですが、風が・・・凄くて、曲がっても曲がっても向かい風で。。悔しい結果でしたが、最後ということで途中きつかったときやめようとも思ったんですが、実業団を背負ってるし、それが最後で寂しくもあって、とにかく最後まで走ろうと思いました。
わか:実業団生活、嬉しかったことは?
中村さん:マラソンで自己ベストが出た時、入社2年目で5000m自己ベストでたとき嬉しかったです。
わか:逆につらかったことは?
中村さん:ほとんどです(笑)。練習をしても結果がでなくて、この練習でいいのかな?と思ったり結果につながらないもどかしさがありました。
わか:今後は?
中村さん:名古屋の「RUN UP」さんで練習のコーチをしながら自分の練習もして、また自己ベスト目指したいです。
わか:では走ることは続けられるんですね。
中村さん:そうです。実業団を背負っての競技は引退しますが、走ることは続けます。
わか:今日、一緒に市民ランナーさんも走ってたと思いますが、そんなみなさんのイメージは?
中村さん:速い遅い関係なく、みなさん楽しそうに走ってらっしゃるなって思います。
わか:そんなみなさんの指導をされるんですね、
中村さん:うまくできるかわかりかせんが・・・楽しくやっていきたいです。
わか:これからは、市民ランナーに接しながら、楽しく走ってくださいね。そして、今回残った悔いを来年、果たしてください。ありがとうございました!!
★つづいて、ゴールでお会いした3名のみなさんの声をお届けしました。
*坂本喜子さん(四日市で陸上コーチもされている エリートランナー)
「1年ぶりのレースで練習もできてなかったので今日は距離走の感じで走りました。風もきつくてまいりました。
でもやっぱりこの大会はいいですね。そしてマラソンが好き、走ることが好きっていうのを実感しました。」
*弓削田真理子さん(60代で世界一速いランナー)
「風がつよくて大阪のタイムに負けちゃった~でもセカンドベストだし。頑張った!ちょっと風をけん制しすぎたかな。みんなセーブしすぎたと思う。だから、足がもって今、めちゃ元気!!神様があと1年頑張れ!って言ってくれたんだと思う。来年サブエガめざしてまた頑張ろう!と今、思った!タキシード隊は・・・息子と同じぐらいなんだもん、息子からもらったみたいで・・(笑)でも、なんか、しゃきっとするね。(笑)」
*近藤寛子さん(リオパラリンピック女子マソン日本代表)
「風にやられました。いい練習できてて、自己ベストいけると思ってたんですが・・でも、今回、二人伴走を認めていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。コロナ禍でも大会を開催していただいて、走れてよかったです。」
伴走者の男性「まわり女子ばっかりで・・楽しかったです(笑)。今回レースで初伴走。また次もっとうまく伴走できるようにがんばります。貴重な経験しました。」
みなさん、お疲れ様でした。
記録はともかく、リアル大会がない今、久しぶりの大会にみなさん、本当に楽しそうでした。
「名古屋ウィメンズマラソン」を機に これから、マラソン大会が徐々に復活していくことを願います。
3月14日のレッツラン~♪
インソール職人 古賀健太さんが「自分から歩きたくなるシューズ」を企画されました!!
その名も「No Shoes」
わか:どんなシューズなんですか?
古賀さん:土踏まず・外アーチ・横アーチという足裏3つのサポートをしてバランスを保ちつつ、形状はサンダルの形にひもが付いたもの。サンダルは底が平な形状ですが、インソール形状の板にひもをつけたものです。
わか:どうして作ろうと思われたんですか?
古賀さん:最近のシューズはクッション性があり、体重移動もしやすいし、バランスもとれ、人間はくつに足を入れるだけで勝手に前に進めてくれる。そこに疑問がわいたんです。
クッションで守られ、バランスがどちらによってるかも感じず、前に進むために地面をけることもなく、自分の力を使わないことがはたして効率的なのか?地面をつかまえて身体の傾きを感じて自分の力で進んでいく、効率的ではないかもしれないけど、これが 人間!靴がすべてやってくれると脳をつかわないようになる。その結果、足裏の感覚器は鈍り、足裏と脳の動きが結びつかなくなり、靴の機能がないと歩きにくく、走りにくく感じてしまうんじゃないかなと思いました。
そこで、はだし感覚のサポートも最低限のはきもの=「No Shoes」を企画しました。
うすっぺらい靴底から地面を感じ、自分の力を使ってバランスを取り、自分の力を使わないと前に進まない、足裏と脳をリンクしていくようになれば自分で歩くことが楽しくなると思うんです。
*インソールは「受動的なもの」ほかのものによって何かをさせられる様
靴によって身体をコントロールされている状態
靴と身体の間に生じるずれを補正する役割
*No Shoesは「能動的なもの」自分からほかへ働きかける様
固い地面、平べったい板に足を打ち付けて歩く状態
インソールのように各アーチを適度にサポートしつつ、吸収したり、足裏を刺激したりすることで脳への信号を促し、足が能動的に動かせるように導く役割
インソール職人だけど、自分の足で歩いてほしいという思いから作りました。
「No Shoes」は自分の足で歩けるようになる道具です。
そして、単純に歩くことを楽しいと感じてほしいですね。
わか:一人一人、足型を計測して、その人にあったひもの位置を決め、すべてを一人一人に合わせて作ってくださるので、自分だけの「No Shoes」ですね。
ずっと足を覆うくつを履いて、走ったり歩いたりしている中、たまには、靴から足を解放してあげるのもいいかもしれません。
くつの力を使って効率的に歩かせてもらうか、自分の力で自分のスピードで歩くか、さあ、あなたはどっち?(笑)おもしろいテーマだと思います。
そんな話を一本歯下駄をトレーニングに取り入れ、足裏感覚などを大切にされてるオリンピアンの中村友梨香さんにすると、「おもしろい!!いいコンセプトですね~~」と共感されました。
古賀さんと中村友梨香さん
中村友梨香さんのコメントです。
「自分の足で動く、動くのが楽しい‥そういう感覚を今、忘れてる人が多いように思います。私は特にちょっと薄めの靴が好きなんですが・・・。地面のでこぼこがわかるのが楽しいなって思うんですね。もちろん、今はやりの厚底シューズもいいところはいっぱいあると思うんですが、自分の感覚でしっかり動いていくという感じをもっていた方がいいかなって思います。」
わか:歩くのも、走るのも、結局は自分の意志ですから、いいシューズを履きこなすのも自分。
そんな選択肢の中に、「No Shoes」があってもいいかなと思います。
自分の足で自分の感覚で足を動かすための靴「No Shoes」
歩くのが楽しい!と感じる靴「No Shoes」
興味ある方は、Facebookで「Fit insole」 古賀健太さん 検索してください!!
★お知らせ
来週3月21日の「レッツラン」は特番のため、放送時間が変わります。
3月21日(日)15:50~の放送です。
3月7日のレッツラン~♪
「第76回びわ湖毎日マラソン大会」今年がラストです!
2021年2月28日(日)
毎年、雨が降ったり、風が強かったりとコンデションの悪い大会ですが、今年は、最後に神がほほ笑んだか?
気温 スタート時7℃ 天候 曇り 風 ほとんどなし の絶好のコンデションとなりました。
それが効して なんと日本新記録がでました!!
富士通 鈴木健吾選手 2:04:56 5分切り~~~@@ さらに、サブ10 2時間10分切りが42人も!
物凄いレースとなりました。
このレースに、レッツランによくご出演いただくパラリンピック 1500m 5000m マラソン日本代表の和田伸也さんの伴走者のみなさんもそろって出場されてました!!
今回は自分のレースです!!さて・・・どうだったんでしょうか?
(現地での対面取材は禁止されてましたので、後日、お会いしたり、お電話したり、メールをいただきました)
*昨年5000m日本新・アジア新での前半の伴走者 行場竹彦さん(電話インタビュー)
「今年で2回目のびわ湖。最後ということで、周りのランナーに負けず、いい記録を出したい!と思ってスタートラインに立ちました。結果、自己ベスト2分以上更新して2:16:55で自己ベストでフィニッシュできました。勝因は?1番は厚底シューズのおかげですが、去年結婚した影響も大きいです。心の支え?というより、物理的なことで、私、さぼりがちなんですが、家でゴロゴロしていると妻の目が気になって、走りに行かなきゃ!と思って練習量が増えたのがよかったかと!(笑)びわ湖の思い出は2015年の1回目の時は、雨だったんですが市民ランナーでトップだったんです。験がいい大会なんです。最後というのはさみしいですね。兵庫県に3年ほど住んでたこともあって、関西の仲間にレースで会えるのが楽しみだったので・・。今後の目標は、11月「福知山マラソン」が開催されたら優勝することです。和田さんの伴走も・・・ですが、短い距離は和田さんの方が速いので、スピードをつけないと!と頑張ったので戻ってきた感じがします。」
*5000m後半と1500m日本新・アジア新の伴走者 長谷部匠さん(メールいただきました)
「今回で3回目のびわ湖。最後ということで必ずいい顔でゴール、完走したい!という思いがありました。2:22:54
ベストより32秒、届きませんでしたが納得のいくレースができました。びわ湖マラソンはとにかく寒くて悪天候というイメージが強いですが、今年は例年にない好条件で最高でした。僕にとってのびわ湖マラソンはマラソンに対してモチベーションをあげてくれる大きな大会の一つです。エリートの方々と同じ舞台に立ち、同じ雰囲気を味わうことができとてもテンションがあがります。ラストということでそれはそれは感慨深いものがあります。僕たち市民ランナーにとってびわ湖マラソンは夢の舞台です。これが無くなるということで様々な感情が湧いてきますね。でもこれでいったん個人の大会は終了したのでこれからは和田さんの伴走での大会がメインになります。より強度の高い練習をして、しっかりサポートしていき、僕自身も強くなりたいですね。パラまであと半年、悔いなく、万全の状態で本番を迎えられるよう、一日一日を大切にしっかり準備していきたいと思います。」
*ドバイの世界陸上に帯同され、現地で体のケアを担当、現在も練習の伴走やケアをされてる宮里康和さん(後日インタビュー)
「1年ぶりのリアル大会でした。またびわ湖は12年ぶり3~4回目です。12年前はちょうど自衛隊を退職し独立した年で「ミスター泉州」と呼ばれて泉州マラソンでテレビに出演させていただいてたのと、寛平マラソンも同じ時期にあって、出られなかったんです。今年は、どちらもオンラインになったので、ラスト、想いでのびわ湖、出場できて、本当にうれしいです。タイムは2:29:43と不本意な結果だったんですが、完走できたので大満足です。思い出?12年前は、前の奥さんが自衛隊大津に勤務で良く滋賀県に遊びに来ていて、当日もしっかり応援してくれました。今年は?妻も子供もこれず、テレビも見ずに寝てましたね(笑)最後というのはさみしいですね。また来年は泉州マラソンで優勝できるように頑張ります。そしてこれからは、和田さんのサポートに一生懸命がんばります!!」
みなさん、それぞれ納得のいく形で自分のレースを終えられました。次はパラリンピック、あと半年!!
がっつりサポート!頑張ってください!!
最後にもうお一人・・・今年で8回目のびわ湖・・・最後ということで感慨深いです!とおっしゃる前田洋輔さんのメールもご紹介しました。
「毎年風が強い点、特に29キロ地点の平津峠を越えてからの向かい風でつぶれてしまうことが多く、苦手意識がつよかったので、そこを攻略し、自分の中のレースに勝つ意気込みでスタート地点に立ちました。結果はベテランの立ち回りで集団をコントロールでき、向かい風対策も出来てベスト更新できました。2:22:07 思い出に残ってるのは2015年、レース2週間前に夜間練習で転び、肋骨がおれ、どうしてもでたくて痛み止めを大量に飲んで出場、結果、大雨も降って、痛くて辛いレース、35キロで回収車に収容されました。今年でラストということで競技場に入った時にゴール後、涙が出ました。びわ湖に出れる事が当たり前のようにこれまで練習してきました。無くなってみて生きがいとしている心のより処を失ったような気持ちです。京都西京極練習会の仲間うちでみんなで出場を目指していた大会なので、目標がなくなってしまい、残念無念です。」
びわ湖毎日マラソン ラストランナー
こういう思いのランナーさん、多い事でしょう。
76回目、日本で最も歴史が長いマラソンが幕を閉じました。来年からは、「大阪マラソン」と統合されて、コースが大阪になります。
最後に本当に素晴らしいレースを見せていただきました。
出場されたみなさん!関係者のみなさん!本当にお疲れ様でした!!